yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ゲルト・ツァハー『オルガン作品演奏集』。エリック・サティの『Douze Petits Chorals12の小コラール』(1906~08)をはじめて鑑賞。

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Jean-Yves Thibaudet plays Satie 12 Petits Chorals

            
            投稿音源はオルガンです。動画写真の左はドビュッシー?。

アルバム紹介の簡単なことばとともに動画音源貼り付けて、ともに愉しむというスタイルで最近は投稿しているので、そうした動画がみあたらないと、とたんにトーンダウンしてしまう。きょうも、予定していたアルバムが日本の作曲家の作品を集めたオムニバスLP2枚組みのものだったのだけれど、収録全作品の動画音源がまったくないということで、急遽変更先送りとなってしまった。で、きょうは、ゲルト・ツァハー『オルガン作品演奏集』と相成った。古典ではなく近現代ものといえるのだろうか。アレンド・ブリンAllende-Blinの現代ものはともかくとして、アイヴズの作品は3ヶ月ほど前に≪チャールズ・アイヴズ 『100ANIVERSARY』(1974)。ともかく風変わりな曲想と響きと展開に頭のなかを?マークが経巡ることでしょう。そういう意味では、ありえなかった音楽、その斬新の試み。≫を投稿し動画音源を貼り付け愉しんだ。ということもあり、きょうのアルバム紹介の眼目はエリック・サティ。私もはじめて聴く『Douze Petits Chorals12の小コラール』(1906~08)。サティといえば≪エリック・サティ『ピアノ音楽全集』CD5枚組み。シンプルさがもの悲しい憂愁と透きとおった孤独をいっそう際立たせる。≫と言ったように「シンプルさ」と「もの悲しい憂愁と透きとおった孤独」と言ったことばが口をついてでてくる。


また、エリック・サティといえば必ず下記のことばがついつい想念され幾度も引用貼り付けている。

  「ねえレジェー、皆自分たちのしたいことをちょっとやりすぎると、君は思わないかい」
                               (エリック・サティ

まさしく、きょうのアルバム収録の『Douze Petits Chorals12の小コラール』もシンプルだ。仰々しく大袈裟にしない。だからよけいに心にしみてくる。しかしカナシイ・・・。



ゲルト・ツァハー GERD ZACHER『オルガン作品演奏集』

Ives : Variations On 'America'
Satie : Douze Petits Chorals
Allende-Blin : Mein blaues klavier