yuki-midorinomoriの日記

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ヨハヒム・キューン&エイヤ・テリン・グループ 『THE NEW JOACHIM KÜHN--EJE THELIN GROUP "IN PARIS"』(1970) 。若きヨハヒム・キューンはハードだった

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Joachim Kuhn with Niels Henning Pedersen and Al Foster

            
            いうまでもなく投稿音源のものではありません。

さすが大物と言ったらいいのだろうか、投稿アルバムのものではないけれど動画音源が多数あったので、きょうはヨハヒム・キューンJoachim Kühn (1944 - )(日本語WIKIがない!?)の2枚組みアルバム『THE NEW JOACHIM KÜHN--EJE THELIN GROUP "IN PARIS"』(1970)を投稿。26才という血気盛んな頃の燃えるインタープレイで突っ走っている貴重な?アルバム。スウェーデンのフリー系トロンボニストのエイヤ・テリンEje Thelin (born Eilert Ove Thelin) (1938 - 1990)との双頭コンボということなのだろうか。ベースには山下洋輔とのデュオアルバムでその名の知られるアデルハルド・ロイディンガーがメンバーとして参加している。この頃のハードコアーなフリーパフォーマンスは、こののちのエレクトリックサウンドフュージョンへの右?旋回を思えばよき志であったと称賛されようか。ということもあってのピックアップなのだけれど。とはいえ、イマイチ、時代を画すようなパフォーマンスとは言い難い。たとえば、デレク・ベイリーエヴァン・パーカー、ブロッツマン、ハンベニンクらのような・・・ダダ魂!。テクニックはスゴイのだだろうけれど。「エレクトリックサウンド、ヒュージョンへの右?旋回」以後のヨハヒム・キューンはまったく知らないのだけれど、このアルバム時代のヨハヒム・キューンはハードで、そのソロ(ピアノおよびサックス)の荒(すさ)ぶ=遊(すさ)びぶり私好みなのだが。惜しいことだ。


ヨハヒム・キューン&エイヤ・テリン・グループ 『THE NEW JOACHIM KÜHN--EJE THELIN GROUP "IN PARIS"』(1970) 2枚組

Eje Thelin(tb)
Joachim Kühn(as,p)
Adelhard Roidinger(b)
Jacques Thollot(dr)

side1
1. Arrondissment (Kühn / Thelin) 02:23
2. Arrondissment (Kühn / Thelin) 13:26
side2
3. Arrondissment (Kühn / Thelin) 10:16
4. Arrondissment 05:37
side3
5. Arrondissment (Kühn / Thelin) 06:07
6. Arrondissment (Thelin) 03:00
side4
7. Arrondissment (Kühn) 06:20
8. Arrondissment (Kühn / Thelin) 14:56


Paris, September 23 & 24, 9,1970

METRONOME MBLP



Improvisation mit Thierry Escaich und dem Jazzpianisten Joachim Kühn