yuki-midorinomoriの日記

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ヘンデル『ヴァイオリン・ソナタ集』。

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Handel Violin Sonata NO.1 in A major,op.1-3

             

きょう、ラジオから、作詞永 六輔(えい ろくすけ、1933 - )、作曲中村 八大(なかむら はちだい、1931 - 1992)という、数々の名曲を世に送り出した名コンビによる、印象的な歌詞をもつ曲がながれていた。私は初耳だった。

【「生きるものの歌」      (永六輔、ロクスケシンガーズ)
                       (4分49秒)
        <EMIミュージック TOCT-26861>】

歌詞は好いんだけれど歌がまずい。それもそのはず?で、歌っているのはこの曲の作詞をした永六輔。しかし、その拙さ、精一杯さが心に響いた。


       『生きるものの歌』

       あなたが、この世に生まれ  あなたがこの世を去る
       わたしが、この世に生まれ  わたしがこの世を去る
       その時 愛はあるか  その時 夢はあるか
       そこに 幸せな別れがあるだろうか あるだろうか

     (台詞)
       もし世界が 平和に満ちていても 悲しみは襲ってくる
       殺されなくても人は死に 誰もがいつか別れてゆく
       世界が平和でも 悲しい夜はくる 誰もが耐えて生きてゆく
       思い出と友達と歌が あなたを支えてゆくだろう

       その時 未来はある  その時 涙はある
       そこに 生きるものの歌がある  歌がある


ところで、この曲の動画音源がアップロードされていたのだけれど、<永六輔、ロクスケシンガーズ>のものではなく、まったく貼り付ける気にもならない音源だったので残念ながらパスしました。

しかし音なしブログも寂しいので、ネット図書館で借りたヘンデルの『ヴァイオリン・ソナタ集』を投稿しよう。ところが、このヘンデルの『ヴァイオリン・ソナタ集』は3年以上もまえに演奏者は違うのだけれど≪ヘンデルは身構えることなく品よく聴ける。『ヴァイオリン・ソナタ』≫と投稿していた。先の投稿済みのは古楽器によるものだったけれど、きょうの演奏はヴァイオリンとハープシコードによるもので、こちらのほうが断然好い。華やかな近代ヴァイオリンのほうが私は好きです。
名手ヨゼフ・スーク(Josef Suk、1929 - )の、艶、潤いのあるヴァイオリンと、ズザナ・ルージチコヴァー(Zuzana Růžičková , 1927 - )のハープシコードのデュオ。ヘンデルの伸びやかな旋律性、その美しさを堪能。




ヘンデル『ヴァイオリン・ソナタ集』
HANDEL: 6 SONATAS FOR VIOLIN & HARPSICHORD
(VN)ヨゼフ・スーク
(HC )ズザナ・ルージチコヴァー

1. ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調op.1-3(SONATA NO.1 IN A MAJOR OP.1-3)
2. ヴァイオリン・ソナタ第2番ト短調op.1-10(SONATA NO.2 IN G MINOR OP.1-10)
3. ヴァイオリン・ソナタ第3番ヘ長調op.1-12(SONATA NO.3 IN F MAJOR OP.1-12)
4. ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調op.1-13(SONATA NO.4 IN D MAJOR OP.1-13)
5. ヴァイオリン・ソナタ第5番イ長調op.1-14(SONATA NO.5 IN A MAJOR OP.1-14)
6. ヴァイオリン・ソナタ第6番ホ長調op.1-15(SONATA NO.6 IN E MAJOR OP.1-15)