yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

田中雅彦『コントラバスの領域 』。地味なイメージを持たれることと思いますが、なかなかどうして・・・。鉈の切れ味。

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John Cage, Jean-Pierre Robert : Ryoanji for solo double bass

              
              投稿音源のものではありません。

きょうは疲れました。VHSビデオ(要するにアナログ画像データ)をデジタルデータに変換のうえDVDに書き込むという作業を安価なビデオキャプチャーを買って試みたもののデーター量の多寡のせいか音楽CDの作成のようにすんなりといかず、初めての作業ということもあって四苦八苦。ビデを機器とコンピュータ、ビデオキャプチャーのセッティングにはじまり半日以上も費やし、疲労困憊。ということもあって、きょうはアルバムを貼り付けておくだけにします。そうそうたる4人の現代作曲家の、コントラバスパフォーマンス用の曲ばかりを収めた珍しいアルバム。コントラバス奏者の田中雅彦は1935年東京生まれ。1958年早稲田大学在学中にNHK交響楽団の入団試験に合格。63年には、ベルリン音楽大学で3年間の研鑽を積み、帰国後再びN響に戻り奏者として活躍。ネットにヒットする情報がなく、アルバムに記されている上記の程度にしかそのプロフィールを紹介できない。またおのおのの曲なども動画音源とてまったくなく、先のこともあって、疲れで意気あがらず・・・。コントラバス・ソロということで地味なイメージを持たれることと思いますが、なかなかどうして、音色は表情豊かでメリハリのある緊張感(打楽器や、エレクトロニクス変調を伴う所為もあって)をもつ作品たちで、聴き応えのある作品集になっています。鉈の切れ味。

やはり、きょうも収録作曲家の「平 義久」をもっと知っていただきたいという思いもあって、コントラバス・ソロとは何の関係もないのだけれど、この機をいただいてアップロードされている動画音源を貼り付けて擱きます。






コントラバスの領域 THE SPACE OF CONTRABASS』
演奏:田中雅彦コントラバス  有賀誠門/パーカッション(A-1、B-1)
 
Side1. 三善 晃:リタニア
   池辺晋一郎:モノヴァランス V  

Side2. 広瀬量平ラクサーナ
   平 義久:コンヴェルジャンスⅡ




Yoshihisa Taïra ~ Pentalpha