yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

橋口五葉『黄薔薇』(1912)。和のアールヌーヴォー。時代が香るロマンの美意識。いいでゴザイマスデス。

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橋口五葉『黄薔薇』(1912)

ほぼ100年ぶりに公開される・・・と記されていた画が目にとまった。オッつ、和のアールヌーヴォーか?!という印象だった。いつものように、購読している新聞(新聞が主な情報源というのも冴えないけれど)の、催し案内をかねた紹介記事の一葉。夏目漱石の「吾輩は猫である」などイメージ 2の装丁で、その名の知れた橋口 五葉(はしぐち ごよう、1880年明治13年) - 1921年(大正10年))のものだった。3年半ほどまえに≪橋口五葉の心血注いだ渾身の精緻極まる美人版画に漂う、驚くべきエロティシズム。≫とタイトルして投稿していた画家、いや「グラフィックデザインの先駆者」のひとりということだ。日常を芸術とする装飾の美意識。欧化にかぶれるだけでもなく時代が香るロマンの美意識。いいでゴザイマスデス。


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