yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

政治ロマンに逝った英国の極左共産主義活動家であり先鋭な前衛音楽家であったコーネリアス・カーデュー。哀し<なしくずし>の世は・・・。

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Cornelius Cardew - Sailing the Seas Depends On the Helmsman

              

さて、手持ちにこれといった音楽ブログネタとてなしどうしたものかと・・・。そうだ印象的な記憶に残っているこのピアノ曲と、手にしたのが拙ブログ開設間もない、今から6年以上前に≪<なしくずし>の世に厳粛たるべき極左コーネリアス・カーデューのピアノ曲イメージ 2とタイトルして投稿したアルバム。いまや歴史の彼方?!、マルクス主義毛沢東主義を確信し、極左グループ・英国革命共産党の共同創設者の一人として名を連ねていた、政治ロマンに逝った英国の極左共産主義活動家であり先鋭な前衛音楽家であったコーネリアス・カーデューCornelius Cardew,1936 - 1981 ロンドン)のアルバムだった。これも動画サイトYOUTUBEの黎明期であったこともあり、音源貼り付けられず、ことばだけの投稿となっていた。で、印象に残っていたアルバム収録曲のひとつが、中国の文化大革命期の国民的愛唱歌であることが、きょう判明したのだった。なんたるウカツ。


A6. 「Sailing The Seas Depends On The Helmsman」



大海航行靠舵手 / Sailing the Seas Depends on the Helmsman


≪大海を航行するには 舵手に頼る≫

イメージ 3大海を航行するのには 舵手に頼り、
万物の生長は 太陽に頼る。
雨露は 稲の苗を潤して りっぱにし、
革命をするのには 毛沢東思想に頼る。
魚は 水を 離れられなく、
瓜は つるを離れられない。
革命群衆は 共産党を離れられない。
毛沢東思想は 沈まぬ太陽だ。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/wgshic05.htm 詩詞世界、サイトより)







Cornelius Cardew 『Four Principles On Ireland And Other Pieces』 (CRSLP 6106・1974)

Tracklist:
A1. The Croppy Boy 2:47
A2. Father Murphy 2:59
A3. Four Principles On Ireland 5:52
A4. Charge 3:19
A5. Song And Dance 2:16
A6. Sailing The Seas Depends On The Helmsman 1:33

B1. Bethanien 4:02
B2. Bring The Hand A New Life 4:12
B3. The East Is Red 1:33
B4. Red Flag Prelude 3:07
B5. Soon (There Will Be A High Tide Of Revolution In Our Country) 2:07
B6 Long Live Chairman Mao 1:58
B7 Revolution Is The Main Trend In The World Today 3:18

Credits:
• Art Direction – al.sa sas
• Management [Director Of Series] – Gianni-Emilio Simonetti
• Photography By – Toni Thorimbert
• Piano, Performer, Composed By – Cornelius Cardew

Notes:
Comes in gatefold cover with printed inner sleeve. Recorded in the Ricordi Studio, Milan.
First edition distributed by Dischi Ricordi, Milano. Second edition (same catalogue number) distributed by Baby Records srl Milano.