大阪・エルグレコ展。とことん宗教画だしな~。
きょうは一日中雨のようやし、空いているんとちゃう?。チケットもらってるエル・グレコ展行けへん?と連れ合いの誘い。
まぁ、近くやし、まだ一度も行ったことない大阪・中ノ島の国立国際美術館やし・・・。ということで雨降るなか車を走らせた。スペインの画家とばかり思っていたのだけれど、出自はギリシャ・クレタ島であることを今回初めて知った。
思惑どおり、雨天ということもあり?ほど良い混みぐあいでストレスなく鑑賞できた。けれど、やはり今から400数十年前(El Greco、1541 - 1614)、わが国では安土桃山時代の、それに題材のほとんどが宗教画とうこともあり感興もほどほどのものだった。人間が自然・風景を自覚する前の、つまりは近代をむかえる前の絵画、それも信仰心を賦活する宗教画ということで、感覚的にストレートに迫るものではなかった。
まあ、歴史的に貴重なものを間近で観る機会を与えられた云うことをスナオに感謝しよう。
私どうよう、連れ合いも印象に残った画を貼り付けて、この日記を擱こう。
白貂の毛皮をまとう貴婦人