『「ホーホー」の詩ができるまで』
過日、たぶん新聞記事(NHKハート展 「ホーホー」)で知ったんだろう、以下のココロうつ詩があった。
「ホーホー」
ホーホーとなきます。
パサパサととびます。
くらいところにいます。
さがしてみてね。
きょうのよる
まっています。
信田静香さんという10歳のダウン症児の紡いだ詩「ホーホー」なんだそうです。
これこそ無垢の魂、こころやさしい愛の詩ですね。
詩といゃあ教訓詞かといいたくなるような作為がわずらわしい詩の多いなか、純でココロうちます。
で、さっそく、ネット図書館で『「ホーホー」の詩ができるまで』の冊子を借りた。
障害をもってこの世に生を享けた子への慈愛に満ちた「ココロ育て」の記録。
「この子にはハンディがあるかもしれへんけれど、どんなすばらしい人生が待っているかわかれへん。悲観したらあかんで。人生は良い方、良い方に考えていかなあかんで」
(画家であった、著者の義父のことば)