yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2007-05-26から1日間の記事一覧

<地と血>の特殊を包摂した普遍的な人間のエモーショナルな緊密な響き。間宮芳生(みちお)の『セレナード』(1971)と『9人の奏者のための協奏曲』(1972)。

間宮芳生(みちお) 先日、実にひさかたぶりにバルトークを取り上げた。私は偏奇で偏狭なゆえか、同じく民俗、民衆音楽を探求しそれらの<地と血>を音楽の立脚とせんとしたといわれているコダーイなどには感心した覚えが無い。もっとも新古典主義派と音楽史…