yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

似ててどうかしたかい?中田喜直の名曲『雪の降るまちを』とショパンの『Chopin Fantasie Op. 49 Part 1』。

Zimerman plays Chopin Fantasie Op. 49 Part 1

        

            「雪の降る街を」内村直也作詞・中田喜直作曲

中田喜直
イメージ 1べつに他意あってのことではない。変奏曲やコラージュ、アサンブラージュ(assemblage)やらで、先人の有名な曲・モティーフを題材に作曲する事は、何ら不思議ではない。ただそれを、そうと、明確にうたっているか否かが問題なのだろう。コンセプト・意図をはっきり示せば問題はないのだろうが。あれ?どこか似ているぞ、から勘繰りが始まる。剽窃?と相成る。あまりにも似ていることで有名な曲がある。それも名曲だとしたら。双方が名曲であるから、多分コソっとという訳ではなかろう。衆目の知るところだからである。さてところで、ネットで覗いた限りでは明確な説明釈明がどうやら為されていないらしい。私が引き合いに出してみるまでもなく、ショパン数寄の殆どの方には承知の事なのだろうけれど。1952年にヒットしたという中田喜直作曲の『雪の降るまちを』である。この印象的なメロディーがショパンの「幻想曲 ヘ短調 作品49」の≪冒頭第3小節目から第4小節目にかけて≫の箇所で出会う事となる。先にも言ったように、ああだこうだを言うつもりで記事にしたわけではない。というのも、昨日の拙ブログでのレナード・バーンスタインのYOUTUBE動画検索を半ば暇つぶしと少しの興味であちこち見ている間にピアニストのクリスティアン・ツィマーマン Krystian Zimerman(1956 -)にぶち当たった。そこでツィマーマン演奏する『Chopin Fantasie Op. 49 Part 1』なるアップロード動画を聴き、そうだ!イメージ 2 イメージ 3明日はこれでいこうと思った次第。名曲中の名曲、日本の叙情を哀愁に歌う中田喜直の『雪の降るまちを』とショパンの傑作『Chopin Fantasie Op. 49 Part 1』の聴き比べ。それ以上の他意はないことを再度断っておきます。







クリスティアン・ツィマーマン                            ショパン