yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

天満天神繁昌亭での落語5席で一服。

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イメージ 2今日は、音楽ブログを休んで≪上方落語唯一の寄席≫(WIKIPEDIA)として2006年9月にオープンした天満天神繁昌亭(てんまてんじんはんじょうてい)の寄席へと愉しんできた記事投稿としよう。その存在はメディアを通じて知っていたものの、根が出不精ということもあるしで足を向けるまでにはいたっていなかった。お笑いは好きなほうである。連れ合いがネット応募抽選で当り、二人まで入場できると分かって、急遽いくことになった。場所は大阪・天満天神さんの境内の一角。(天神橋筋商店街には、数年前より古書・天牛書店が支店オープンし、安いということもありよく行くのだけれど)
仕事場にしている生家からチャリンコでおよそ12~3分のところ。電車乗り継いでいくより早い。仕事もそこそこに開演ぎりぎりに滑り込み入場。今日は上方噺家・笑福亭一門をメインに組まれたプログラムのようで、といっても普段テレビではお目にかかれない、売れない?落語家ばかりの噺。若い順に笑福亭智之介(しょうふくていちのすけ・1977~)、に笑福亭扇平(しょうふくていせんべい・1970~)、東京よりのゲスト立川笑志(たてかわしょうし・1963~)、笑福亭仁扇(しょうふくていにせん・1948~)、笑福亭仁福(しょうふくていじんぷく・1950~)の以上5席。やはり年季が入っている芸人の話芸には、場を読んで客をつかむ技量には毎度の事ながら感心。ライヴならではの醍醐味といえるのだろう。「毎度ばかばかしい話で・・・」ではじまる落イメージ 3語の、落ちへと向かうそのシュールな笑とストーリー展開は堅い頭を揉みほぐし、現実をしゃれのめして考えさせてくれる。普段あまり小説のたぐいは読まないほうだけれど、一時期古井由吉の文体が堪らず読んでいたことがあったけれど、この作家がよく寄席に通っていたことをどこかで知るにおよび、なるほどと合点ナットクしたことがあった。語り口がそうなのだった。また≪教授となってからも東京大学の学園祭(五月祭)でドイツ語で落語を演じるなど洒落っ気が多かった。≫(WIKIPEDIA)というノーベル物理学受賞の朝永振一郎と落語も知られたことだった。