yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

人形作家・与 勇輝の世界展。ノスタルジーを掻き立て、愛おしさ募らせる着物姿の人形たち。

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イメージ 2芸術の秋。先日、日曜日に人形を見てきました。前々から、その可愛さにいつかは間近で見たいものだと思っていた人形。もうすでにご存知の方が多いかと思われますが、着物姿の子供たちゆえか親世代などを思い出させ、どこか切なくて愛おしく、それでいて癒されるノスタルジックな気分を醸し出して見事な人形作家与 勇輝(あたえ ゆうき、1937年9月17日 - )の作品展。主催者が新聞社ということもあってかさまざまな特典で入場できるということもあったかもしれないけれど、いや、それ以上に一目みたいという人気の程が窺われる人出だった。もちろんほとんどが年配のご婦人方が多かったのは言うまでもないことだけれど。連れ合いは以前別の作品展で見て感動し、今回もこの機に是非ということで、共々の鑑賞となった。健気、いじらしいといったような子供たちの表情、姿が微笑ましく、それに、とりわけ明治・大正・昭和初期の子供たちを思い起こさせる着物姿であることが一層ノスタルジーを掻き立て、愛おしさ募らせるのだった。失われてしまった懐かしい風景、姿。ほのぼのとノスタルジックで愉しいひと時だった。
                                                       おそうじ