yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ソプラノ歌手・森麻季の、北原白秋・作詞、山田耕筰・作曲「からたちの花」の明瞭で美しい日本語歌唱に感嘆する。

からたちの花 森麻季 karatachino_hana Maki Mor

         

イメージ 1去年、たまたまNHK・BSの歌番組を見ていて、えらく美しく明瞭な日本語で歌曲を歌唱している美人歌手を感嘆の思いで見ていた。はじめて見、聴くクラシック歌手だった。しょうじき感動をおぼえたすばらしい歌唱だった。それに“別嬪さん”だった。ということも相俟って記憶に刻まれたのだった。さっそく、あいまいな記憶をたどりネット検索した。その美人の歌手とは森 麻季(もり まき、1970 - )とあった。その美声と、またまた先日偶然出くわしたのだった。3月21日、仕事帰りの車中でのNHK・FMベストオブクラシック・セレクション・から『森麻季ソプラノ・リサイタル』~ <2007/6/29>東京オペラシティ・コンサートホールで収録~の放送がながれていたのだった。先のテレビのときと同様放送内容分からないままの途中からの視聴だった。後で分かったことだけれど、流れていたのは北原白秋・作詞、山田耕筰・作曲の「曼珠沙華(ひがんばな)」 だった。 美しい日本語の歌唱だなと思って何気なく聴いていたのだけれど、聴いてるうちに、これはひょっとしてあの森 麻季ではないかと思ったのだ。案の定、曲紹介のときにその名が告げられたのだった。納得だった。本当に惚れ惚れするような美しい日本語の発声歌唱だ。日本語の歌曲はこうでなくてはと、その時もあらためて思ったものだ。次に流れたのは、同じく北原白秋・作詞、山田耕筰・作曲の、あまりにも有名なというか名作中の名作の「からたちの花」だった。たぶん、テレビで感嘆措くあたわずの思いで聴き入ったのはこの曲ではなかっただろうかと、今あやふやな記憶を元にこの記事を綴っている。その収録放送でも、コンサート会場での称賛拍手喝采は相当なものだった。私が知らなかっただけで、その実力と人気、そして美貌のほどは、斯界ではつとに知れわたっていることなのだろう。とにかく日本語の歌唱がきれいだ。これには感じ入ったことだった。
                  



山田 耕筰(やまだ こうさく、1886年明治19年)6月9日 - 1965年(昭和40年)12月29日)