yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

工芸図案の我が国での先駆け、モダンな京都琳派。神坂雪佳(かみさか せっか)<慶応2年(1866) - 昭和17年(1942)>。

『狗児』
イメージ 1


イメージ 6きょうは、音楽ブログは一休み。先日、たまたま新聞の新刊出版広告欄に目を通していて、神坂雪佳(かみさか せっか、慶応2年(1866) - 昭和17年(1942))の名前が見えたので、そうそう、そういう画家がいたよなということで、ネットを覗き、その画の画像を見るなり、きょうはイメージ 2この≪明快≫モダンな装飾画、現代?京都琳派のすぐれた成果を貼り付け鑑賞しようということにした。経歴人物などは上記WIKIの項目を読んでいただくとして、その簡素な中の琳派的な美の様式には、産業社会の幕開けにともなう工芸図案の我が国での先駆け、その貢献、重要性を感ずることだろう。琳派の装飾画には京都琳派にせよ、酒井抱一鈴木其一らの江戸琳派にせよ、花鳥風月に象徴される日本なるもの、その余情を、誰しもといっていいくらいに、強く感じさせられイメージ 3るのではないだろうか。どうしてなのだろう。貼り付けた画像は≪1909~10(明治42~3)年にかけて、上・中・下の3巻が続けて刊行された神坂雪佳の図案集。『百々世草』(ももよぐさ)≫からのものとのこと。百々世草とは、菊の花の別名だそうだ。


神坂 雪佳作品ネットサイト――






右上『八橋』、右中『朝顔』、右下『春の田面』

立葵イメージ 5