yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

北京オリンピック開会式

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イメージ 2東京オリンピックは1964年開催。1988年の韓国・ソウルでのオリンピックをはさんでアジアでの20年ぶりの北京オリンピック。今までは、天邪鬼、ヒネクレ振りのせいで、個々の試合等は時間が取れる限りでテレビ観戦したけれど、開・閉会のセレモニーなどまともに観もしなかった。しかし今回は自身の年の所為もあってかすっかり腰をすえて観てしまった。たいしたものだった。国家威信をかけて云々などのマスコミが好みそうな、見えすいたアホウなことはいわない。正直良く演出されていて感心した。その背後には、五千年の東洋・漢字文化への矜持不抜を感じさせられ、そのコンセプトの揺らぎなさに感心したのだった。だからこそ見ごたえのあるセレモニーと結実したのだろう。たいしたものだった。現下の中国での軋む民族問題等々は13億人という巨大な国家ゆえのことだろうし、その積層する地政歴史ゆえになかなかに推し量れないところがある。メダル・勝ち負けにこだわる近代オリンピック、スポーツ云々とのたまう、この時節必ずしゃしゃり出てくる、ものわかりのいい知識人の謂いなんぞはともかくとして、我が代表選手、および世界の天才アスリートの活躍ぶりを心底愉しみたいと思う。