yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ブルガリア国立放送合唱団ほか『ブルガリアの声の神秘:ブルガリアン・ヴォイス』土の薫りとメリスマの魅力。魂の響きというにふさわしい。

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Valia Balkanska - Izlel e Delio Haidutin (デリオは山に)

          

近頃いささかテンション下がり、停滞気味。ということもあり、アルバム紹介して草々に終えよう。『ブルガリアの声の神秘:ブルガリアン・ヴォイス』がそれだ。土の香りのするメリスマの声の魅力といえようか。ほんとうに魂の響きというにふさわしい。かつて民族音楽学者の小泉文夫が初めてその女声合唱を耳にした時の魂をゆすぶられる衝撃体験記を目にしたことがあるけれど、グローバル時代のこんにち、ブルガリアン・ヴォイスの魅力もすでに広く認知されているようだ。いつもの如くの中央図書館のネット借受のもの。残念ながらこれまた、解説書どころかアルバム写真もなしでケースにCDが入っているだけという公共財の乱雑のお粗末さ。ネット検索の手立てのない鑑賞者は、ただ曲を聴くだけとあいなる。借受のものとはいえ情けない話しだ。まだしもそのネット検索での中央図書館の書誌明細という最少情報があったので、下に引用記しておこう。



ブルガリアの声の神秘:ブルガリアン・ヴォイス』
内容:ヘイ・ズラート (1:24) - 誰もがミラを讃える (3:31) - ネデルジャ夫人は有名に (2:31) - 月読 (つきよみ) (3:09) - パルチザン・ソング (3:45) : (デリオは山に) - 嫁娶 (1:26) : (ギョーロの結婚) - 夜の集会 (5:06) - ヴェナ (2:28) - 告白 (5:38) : (ロドペの哀歌) - トドラは夢みる (3:37)
特別編集盤 来日記念盤 演奏: ブルガリア国立放送合唱団, フィリップ・クーデフ合唱団, 他


Binka Dobreva-Daniova mama : Bulgarian folk song ballad


Danyo's mother spoke/Danyo, my son, Danyo!/I consented with your/Father's anxiety./When you all was in credles/your father left me/and to the Balkan he went./I reared you-/when you growed up/and you also/went there./Come, my dear, come back!/Let me to make your weddings-/to rejoice at my/daughters-in-law/and infant grandchildren/to bring up.(英語訳:ノマドの窓 NomadoNomadoさまより)