yuki-midorinomoriの日記

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『ネオテニー』。子供、幼児、赤ん坊は人間に限らずどうして愛らしくかわいいのか?

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Daddy's Hands

            

I remember Daddy´s hands, folded silently in prayer.
And reaching out to hold me, when I had a nightmare.
You could read quite a story, in the callouses and lines.
Years of work and worry had left their mark behind.
I remember Daddy´s hands, how they held my Mama tight,
And patted my back, for something done right.
There are things that I´ve forgotten, that I loved about the man,
But I´ll always remember the love in Daddy´s hands.

Daddy's hands were soft and kind when I was cryin´.
Daddy´s hands, were hard as steel when I´d done wrong.
Daddy´s hands, weren´t always gentle
But I´ve come to understand.
There was always love in Daddy´s hands.

I remember Daddy´s hands, working 'til they bled.
Sacrificed unselfishly, just to keep us all fed.
If I could do things over, I´d live my life again.
And never take for granted the love in Daddy´s hands.

Daddy's hands were soft and kind when I was cryin´.
Daddy´s hands, were hard as steel when I´d done wrong.
Daddy´s hands, weren´t always gentle
But I´ve come to understand.
There was always love in Daddy´s hands.

Daddy's hands were soft and kind when I was cryin´.
Daddy´s hands, were hard as steel when I´d done wrong.
Daddy´s hands, weren´t always gentle
But I´ve come to understand.
There was always love .....
In Daddy´s hands.


「人間の幼児がながいあいだ無力であり弱々しいことが、人間社会や人間文化の根本的な基礎だったのである。」(松岡正剛の千夜千冊『ネオテニー』 アシュレイ・モンターギュ)


イメージ 2子供、幼児、赤ん坊は人間に限らずどうして愛らしくかわいいのか?最近のゆるきゃらブームをまつまでもなく、ドラちゃんを筆頭に数え上げればきりがないくらいだ。≪丸味をおび寸づまりで目の比較的大きな容姿は抱いたり世話をやいたりといった反応をひきおこす。≫(コンラート・ローレンツ)とノーベル賞受賞の行動動物学者に謂われればたしかにそうだ。

≪私たちは身体、精神、感情、行動のいずれにおいても幼児的特徴を保持し強調するような方向で進化し発育する生物なのだということこそ真実なのだ。この、幼い形のまま成長する過呈をネオテニーと呼ぶ。その意味するところは、要するに幼児や胎児にみられる特徴が大人にも保存さイメージ 3れているということである。≫(アシュレイ・モンターギュAshley Montaguネオテニーどうぶつ社幼形成熟に新しい生物進化論の芽を見出したネオテニー。そのネオテニーにこそ先の「子供、幼児、赤ん坊は人間に限らずどうして愛らしくかわいいのか?」の秘密がありそうだ。

ネオテニーはいろいろなところに見られる。ミッキーマウスからドラえもんまで、鉄腕アトムからちびまる子ちゃんまで、大半のマンガの主人公はネオテニーにかかっている。頭でっかちで目が大きくて、その表情は幼児にもわかるようになっている。連載マンガの推移に顕著なことであるのだが、フクちゃんも鉄腕アトムもワカメも発表当初の表情や輪郭より、連載がすすんでからの表情や輪郭のほうがよほど幼稚で、かわいらしくなっているものなのだ。いったい世界中はなぜこんなにもネオテニーが好きなのか。≫松岡正剛の千夜千冊『ネオテニー』 アシュレイ・モンターギュ )

イメージ 4どうやら、すでに失われたもの、時間への愛惜といのでもなさそうだ。自然(種としての人間)の原理なのだろうか。

≪不思議なことに、人類は感情的な悲しみや喜びの表現として、涙を流して泣く唯一の生物である。涙を流すことは他の動物でもみられるといわれるが、しかし、心理的原因から正常な機能として涙を流して泣く動物はヒトだけである。・・・
「乳飲み子は泣く、夜に。
乳飲み子は泣く、光をもとめて。
一言のことばすらなく、ただひたすらに泣くのみ――」≫(上記同書より)

人間の幼児期や小児期という「大幅にのばされたフラジリティ」こそが、人間が人間であろうとするための分母的な時空なのである。つまり子供はネオテニーの本質であって、それゆえに「つねに新しい存在」なのである。≫(松岡正剛・同上)
かわいい!はいいのだ!!。かわいらしさとしてのネオテニー
     「なにもなにも小さきものはみなうつくし」  枕草子
子供のチンパンジーはヒトに似ている。丸味をおび寸づまりで目の比較的大きな容姿のこどもはかわいい?。イメージ 5 イメージ 6



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