yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

『決定版・中国の名曲集』。収録曲を手蔓に動画サイトで中国五千年、そして只今の文化を聴くのもよし。

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二泉映月

           

きょうも、またまたナンダカなーの決定版!の冠せられた、これまた昨日に引き続き町の図書館で借り受けた『決定版・中国の名曲集』。「変わったジャンルの音楽のメッセージで脳をマッサージ」という我がブログの趣旨にふさわしく、普段あまり聴かないのではと思われる音楽ということで、取り上げた、というより私自身が聴いてみようというだけのことでしかないかも知れないが。昨日も言ったことだけれど、このアルバムの演奏や、曲目を手蔓に動画サイト・YOUTUBEで、中国五千年という文化、伝統の諸相を音楽という角度から覗き、より愉しもうという算段もある。古来よりわが国にとって中国は周辺諸国と同様特別なポジションにあったことは否定しようもないことであり、とりわけ漢字を使う文化を放棄せぬ限り今後もそれは変わりはないことと思われる。世界の盟主アメリカの政治経済的な凋落の趨勢(たとえ基軸通貨国であっても)はもうとどめようはなく(もちろん米国と一蓮托生のわが日本の相応地位低下もそれにつれ必定のことと思われる。なんでも中の上の位置をうろうろしているだろうとの予測御託宣のよし)、中国、インドなどがそれに取って代わるとまではいかなくても、それに相同の大きな地殻変動は間違いのないことと思われる(これは世界の情報機関がすでに認めていることだ)。というも音楽に限ってのことでしかないけれど、多少はそれら伝統文化を知っておくのも「脳をマッサージ」する以上のことはあるだろうと投稿した次第。



『決定版・中国の名曲集』

1. 紫竹調
2. 歓楽歌
3. 霓裳曲
4. 寒鴉戯水
5. 彝族舞曲(イ族の舞曲)(王恵然)
6. 三五七
7. 双声恨
8. 二泉映月(阿炳)
9. 春江花月
10. 金蛇狂舞
11. 関山月
12. 行街
13. 三六
14. 喜洋洋(劉明源)
15. 花好月円(黄胎釣)


ネットであれやこれや検索している間にいいサイトに出くわした。なんと!中国国際放送局内の「中国百科」(もちろん日本語バージョン)で民族音楽、民族楽器(第23章、24章)の説明と音源紹介がヒットした。ぜひこれを利用して愉しんでいただきたいものです。


春江花月


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http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/57084752.html 張 林 (チャン・リンZhang Lin)『中国の美音・揚琴(ヨーチン)』。繊細優美で、流麗な響き。澄んだ音色で愁いと軽快を奏でる。