yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

『イタリア現代音楽作品集』(1978)。

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Donatoni: "For Grilly"

            

以前、≪『ソチエタ・カメリスティカ・イタリアーナ四重奏団』による、ケージ・ショックの応答。新聞を読み、音楽に翻訳して演奏するなどアヴァンギャルドな「弦楽四重奏」作品集。」 ≫として投稿したなかで、フランコ・ドナトーニ(Franco Donatoni、1927 - 2000)に焦点をあてて紹介した。で、今回もと、このイタリア輸入盤を手にしたのだけれど、解説がイタリア語のみということもあり、意気萎え一気に睡魔が襲ってきた。四人の現代イタリア作曲家の作品が収められているのだけれど、やはりマデルナMadernaが一番美しくて、わたしの好みなのだけれど・・・以下追い追い付け加えていくこととしてきょうは、オヤスミとします。そうそう、通しで聴いたなかではアルド・クレメンティ(Aldo Clementi、1925 - ) がもっとも面白くよくできていたことを記しておこう。WIKI記事ではアシスタントを務めていたジャチント・シェルシ(Giacinto Scelsi, 1905 - 1988)の影響はほとんど見られないとあったけれど、なんのなんのといった印象だった。いい意味でだけれど。



収録曲――

Bruno Maderna 「Serenata n.2」(1957)
Franco Donatoni 「Souvenir (kammersymphonie, op.19)」(1967)
Camilo Togni 「Aubade per Sei」(1965)
Aldo Clementi 「concerto per pianoforte e sette(7) strumenti」(1970)

Solisti di Teatromusica
Marcello Panni

Aldo Clementi- Triplum