yuki-midorinomoriの日記

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セシル・テイラー『Nefertiti, The Beautiful One Has Come』(1962)。ほぼ半世紀!前の録音アルバム。はたして、それ以降ジャズに進歩はあったのかといいたくなるほど。

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Cecil Taylor Trio The silence of trees Cecil Taylor(p), Tony Oxley(dms), William Parker(b)

            
            投稿音源のものではありません。

ときは1962年というから今からさかのぼること47年。ま、ほぼ半世紀!前の録音アルバム。こんなのを聴いていると、はたして、それ以降ジャズに進歩(ありとすれば)はあったのかといいたくなるほどの先進的なセシル・テイラーのフリージャズパフォーマンス。場所はヨーロッパ、デンマーク。そこでのライヴ音源。タイトルは『NEFERTITI,THE BEAUTIFUL ONE HAS COME』(1962)ほぼ3年前の拙ブログに投稿した≪セシル・テイラーのピアノが冴えわたっているドラムのサニー・マレイとのスリリングなデュオ・プレイ。『Cecil Taylor at The Café Montmartre』(1962)≫の続編、ライヴ音盤第2集といった位置づけのものなのだろう。したがって、ユニットメンバーはセシル・テイラー(p)、ジミー・ライオンズ(as)、ソニー・マレイ(ds)のトリオ。今なを新しいとまでと大袈裟なことはいわないけれど、むしろ、50年近くも前にこういったスタイルでジャズを果敢していたこと自体を驚くべきなのだろう。





イメージ 2Cecil Taylor Jazz Unit 『Nefertiti, The Beautiful One Has Come』(1962)

Tracklist:
A1. What's New
A2. Nefertiti, The Beautiful One Has Come
B1. Lena (Second Variation)
B2. Nefertiti, The Beautiful One Has Come (Second Variation)

Credits:
Piano - Cecil Taylor
Saxophone [Alto] - Jimmy Lyons (2)
Drums - Arthur Murray*

Notes:
Recorded live on 23 November 1962 at the Cafe Montmartre, Copenhagen, Denmark.