yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

サード・イヤー・バンド『Third Ear Band』(1970)。民族音楽とも現代音楽ともポップともつかぬ奇妙で不思議(中世音楽からの影響もあるらしい)な、しかし魅力ある即興?音楽。

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Third Ear Band – Fire

           

もう、どんな音楽であったかすっかり忘れてしまっているけれど、その存在だけは記憶に残っていたレコードが目にとまったので、棚から取り出しての投稿。1970年イギリスにてリリースされたThird Ear Bandのセカンドアルバムで、そのものズバリの『Third Ear Band』。民族音楽とも現代音楽ともポップともつかぬ奇妙で不思議(中世音楽からの影響もあるらしい)な、しかし魅力ある即興?音楽をパフォーマンスしているグループのもの。今はどうだか知らない。これも、先日の記事でその名をあげた、残念ながら今はもうイメージ 2無い大阪・北のレコードショップ<LPコーナー>の店長さんの誘いで試聴後購入したものだった。で、きょう投稿する前に、あわよくばひょっとして音源があるのでは・・・との淡い期待のもとYOUTUBE動画を検索覗いてみたところ、あるではないか!。ズバリこのアルバムの収録曲がジャケット写真ともどもアップロードされているのだ。うれしいですね。40年という歳月を隔てて、良いよこれ、聴いて聴いて!と共感する人がいるのだ。古代の、「物質は、火、水、土、空気の四元素からなる」という四元素説にちなんでタイトルが付けられた曲?のパフォーマンスが収録されているアルバムだ。ベタなと言うか、民族音楽モロ出しでないところが魅力で、コンセプトの確からしさを感じさせて良い印象だ。テリー・ライリーなどミニマル系の影響応答があるのだろうか。



Third Ear Band 『Third Ear Band』(1970・Harvest SHVL 773)

Musicians:
Glen Sweeney - percussions
Paul Minns - oboe, recorder
Richard Coff - violin, viola
Ursula Smith - cello

Tracklist:
A-1. Air
A-2. Earth
B-3. Fire
B-4. Water