yuki-midorinomoriの日記

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ロスコー・ミッチェル・アート・アンサンブル『Congliptious』(1968)。あの熱気あふれる泥臭いまでのブラック・ジャズスピリッツのアート・アンサンブル・オブ・シカゴが、はや破天荒なまでに躍動

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Lester Bowie & Art Ensemble Of Chicago – Poznań

           
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2週間前に≪ロスコー・ミッチェル Roscoe Mitchell 『Sound』(Delmark Records・1966)。≫を投稿したさい、68~9年爆発的な演奏活動をヨーロッパを足場に展開しフリージャズ界を席巻したグレート・ブラックミュージック。そのアート・アンサンブル・オブ・シカゴの前身に「Roscoe Mitchell Art Ensemble」が僅かな期間だけれど在ったのを知ったのだった。だが何のことはない、我が所蔵レコードにあったではないか。音を聴いていたものの・・・。いま聴き直してみて、たしかに確かに、ここにはあの熱気あふれる泥臭いまでのブラック・ジャズスピリッツのアート・アンサンブル・オブ・シカゴが、はや破天荒なまでに躍動、ジャズすることの自由を音楽しているではないか。これは掘り出し物だった。A面はMalachi Favorsのベースソロ、Roscoe Mitchellのアルトサックスソロ、そしてLester Bowieのトランペットソロが収録時間を三等分するように振り分けられてパフォーマンスされている。各々見事な「魂」の入ったソロで面白く聴けた。そして辞書を紐解いても意味不明のB面の「Congliptious / Old」。ここには怒涛の破天、アート・アンサンブル・オブ・シカゴが確かに息づいているのを確認することだろう。1968年に録音、リリースされたロスコー・ミッチェル・アート・アンサンブル Roscoe Mitchell Art Ensembleの『Congliptious』。


われわれは希望を歌い/喜びを歌う/そして絶望を歌い/悲しみを歌う




ロスコー・ミッチェル・アート・アンサンブル Roscoe Mitchell Art Ensemble『Congliptious』(1968)

Tracklist:
A1. Tutankhamen - Bass Solo 6:38
A2. Tkhke - Alto Saxophone Solo 6:58
A3. Jazz Death? - Trumpet Solo 7:19
B1. Congliptious / Old 19:28

Credits:
Bass, Bass [Electric], Performer [Little Instruments] - Malachi Favors
Drums - Robert Crowder
Producer - Chuck Nessa
Saxophone [Alto, Soprano, Bass], Flute, Recorder, Performer [Little Instruments] - Roscoe Mitchell
Trumpet, Flugelhorn, Horns [Steer Horn], Bass Drum, Performer [Little Instruments] - Lester Bowie

Notes:
Side A recorded 4 March 1968.
Side B recorded 11 March 1968.