yuki-midorinomoriの日記

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バルトーク『ヴァイオリン・ソナタ第1番』。曲がすぐれているのか、五嶋みどりの演奏が見事なのか。すごいです。

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Bartok 1st sonata for violin and piano: 3rd. mov

           
           おあつらえ向きの動画は無く、やむなく・・・第3楽章Allegro。

ネット図書館でバルトーク(1881 - 1945)の無伴奏ヴァイオリンソナタを見つけて、これはラッキーと予約し、やっと手にしたら、何たることか、その無伴奏ヴァイオリンソナタとは、カップリングされていたバッハのそれで、バルトークのほうは、ピアノ付のヴァイオリンソナタだった。ま、いっか・・・と聴いてみた。演奏しているのは五嶋みどり(ごとう みどり、1971 - )だった。う~ん、すごいですね。初めてです、真面目に五嶋みどりを聴いたのは。それで話はバッハではなく、あてがはずれたのだけれどバルトークの『ヴァイオリン・ソナタ第1番』。これは曲がすぐれているのか、五嶋みどりの演奏が見事なのか、どちらなのだろう。わたしには分からないが。この曲は≪1921年-1922年 (40歳-41歳)≫に書かれている。後期の作品にはあまりいい印象をもてない私のバルトーク鑑賞にあっては、この頃あたりを好みとする。創作精神、スピリットの最も充実していた時ではないかと勝手に推断(臆断?)しているのだけれど。弦楽四重奏曲第3番は1927年、第4番 は1928年だ。たぶん私好みのバルトークはここいらあたりに存在する。この『ヴァイオリン・ソナタ第1番』の第1楽章Allegro appassionato、第2楽章のAdagioなんてもう最高。すんばらしい。もう一回云おう、バルトークがいいのか、五嶋みどりがいいのか?。しかし第3楽章Allegroはつまらない。これははっきりしている。バルトーク。あなただ。いやいや私の生理に合わないだけのことなのだろう。はっきり云おう、超絶技巧なんざオモシロくもなんともないのだ。これもたんに私の生理にすぎないのだけれど。



バッハ『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番』バルトーク『ヴァイオリン・ソナタ第1番』




Ivry Gitlis - Bartok Solo Sonata Movement One