yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

小松亮太レコメンズ・ピアソラ『ベスト・オブ・アストル・ピアソラ』。民衆の哀感も、理性、理知が勝つとどうも・・・。猥雑ゆえのオモシロさ愉しさ、解放的気分が・・・。

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Astor Piazzolla y su Quinteto Tango Nuevo - Adios Nonino

           

きのうアルゼン・チンタンゴで、きょうもそれには違いないのだけれど、場末の紫煙に燻ゆる盛り場で踊り歌われ愛されてきた伝統的な大衆の音楽、タンゴを現代風にセンシュアルにアレンジしタンゴせんとして果敢したアストル・ピアソラ(Astor Piazzolla, 1921 - 1992)の現代タンゴ作品集が、今日取り上げるアルバム。(どちらを先に借り受けたのか・・・)こちらは、わが町の図書館の棚で見つけたもの。以前から所蔵されていたのかしらん、気がつかなかった。だけど、やっぱしタンゴは大衆に愛され支持されてきた古典に限る、と確認した。ストレートな感情の発露、直情あってこその哀感に魅力をもつタンゴは理性、理知が勝つとどうも・・・。なんだか意気あがらず、猥雑ゆえのオモシロさ愉しさ、解放的気分に身を預け酔うことが出来ない。ピアソラの高名は聞及ぶものの。

アストル・ピアソラを、3年ほど前に以下1稿投稿している。
アストル・ピアソラの『ブエノスアイレスのマリア』(1968)。素晴らしい泣きの入ったクレーメルのヴァイオリンがタンゴ・ヴァイオリン以上の洗練のパフォーマンスでタンゴ(=ピアソラ)への愛を歌う。≫




小松亮太レコメンズ・ピアソラ『ベスト・オブ・アストル・ピアソラ

1. 勝利
2. エル・アランケ
3. ノニーノ
4. アディオス・ノニーノ
5. 悲しいミロンガ
6. 黒い花
7. エル・モティーボ(動機)
8. ディバガシオン(さまよい)
9. ロ・ケ・ベンドラ
10. テ・キエロ、チェ
11. ブエノスアイレスの冬
12. ブエノスアイレスの夏
13. ブエノスアイレスの秋
14. ブエノスアイレスの春
15. ロコへのバラード
16. 古道具屋
17. ブエノスアイレスの夏



Tango "To ostatnia niedziela" - (5/5) Gidon Kremer !