yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

大月みやこ『ベストセレクション2010』(2枚組み)。そのコブシ(声の返しがえもいわれぬ魅力)、豊かに伸びる声質、天性の演歌歌唱力。たぶんその面では当代最高の演歌歌手のひとりでは・・・。

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女の港(大月みやこ)Otsuki Miyako

           

きのうバッハで、きょう演歌。わたしの脳みそは、このようになっていて何の違和感もない。ここがドシロウトの音楽ブログの勝手気儘、好き放題のいいところと自賛しておこうか。お高く?とまったガチガチのクラシックから、アヴァンギャルド実験音楽、ノイズ、フリージャズ、ロック、民族音楽、邦楽、浄瑠璃・新内、ド演歌と、恥ずべきところなどいささかもない。
好きな音楽を、音をことばで綴るのみ。

お父さん、こんなの新譜棚にあったよ、好きなんやろ!と、つれあいがいつものわが町の図書館より借りてきた。(わたしのためにのようです。つれあいは趣味の違いで聴きません。)それは、ド演歌歌手・大月みやこ(おおつきみやこ、1946 - )の2枚組みベスト・アルバムだった。たしかに、常日頃、偶々観るテレビの歌謡番組で、その歌唱のすばらしさを誉めそやしていたのを気に留めていたのだろう。で、折角の好意への感謝の意を表して、きょうの記事アップとなった次第。歌唱力はバツグン。そのコブシ(声の返しがえもいわれぬ魅力)、豊かに伸びる声質、天性の演歌歌唱力。たぶんその面では当代最高の演歌歌手のひとりでは・・・と思っているだけれど。デビュー以降、その才を認められながらビッグヒットに恵まれること少なかったということで、全国区ではなく大阪地方区のチョッピリマイナーな位置に甘んじているといえなくもない。いやいや、【1964年に『母恋三味線』でデビューし、デビュー20年目にしてのヒット曲『女の港』で第37回NHK紅白歌合戦(1986年)に初出場を果たした。・・・以後、1996年までに10回出場。1992年には『白い海峡』で芸術祭賞、第34回日本レコード大賞を受賞。】(WIKI)と全国区的でリッパな実績を残している優れたド演歌歌手なのだ。当のこの歌手(大阪・八尾市出身<今東光の小説『悪名』の八尾の朝吉の舞台。河内弁でも有名> で伝統公立校として知られている八尾高校出身)と同じ大阪生まれで大阪育ちの拙音楽ブロガー・緑の森よりする(日陰)影からする控えめな応援歌として、この稿擱こう。




大月みやこ『ベストセレクション2010』

ディスク:1
1. 母恋三味線
2. 潮来
3. ひなげし小唄
4. 大阪夜霧
5. 別れてひとり
6. 大阪ごころ
7. 大阪ふたりづれ
8. 女の港
9. 豊予海峡
10. 乱れ花
11. 女の舞
12. 命の花
13. 女の駅
14. 母恋三味線
15. 潮来
16. ひなげし小唄
17. 大阪夜霧
18. 別れてひとり
19. 大阪ごころ
20. 大阪ふたりづれ

ディスク:2
1. 儚な川
2. ひとり語りの恋歌
3. 京都ひとり
4. 月の海峡
5. 花宴
6. 夢日記
7. 愛にゆれて…
8. 今夜は離さない PARTII
9. 千年の花
10. 終着駅にて
11. 潮風岬
12. なみだ橋
13. 白い海峡



白い海峡 大月みやこ Ootsuki Miyako