yuki-midorinomoriの日記

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アラン・スキッドモア『Once Upon A Time....』(rec.1969)。ヨーロピアンテイストに色づけされたインテリジェンスを感じさせるジャズパフォーマンスで愉しませてくれるアルバム。

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Alan Skidmore Quintet - Free for Al [Once Upon a Time] 1970

            

きのうに引きつづきジャズアルバム。きょうはイギリスの、ヨーロピアンテイストに色づけされたインテリジェンスを感じさせるジャズパフォーマンスで愉しませてくれるアルバム。泥臭さのないスマートなジャズと言っていいのだろう。アラン・スキッドモアAlan Skidmore、1942 - )クインテットの『Once Upon A Time....』(rec.1969)。このアルバム投稿も動画サイトにアップロードされているのに出くわしてのことなのだが。ところで、このアルバムを30数年前に手に入れたのは、たぶんアラン・スキッドモアというより、ドラムスのトニー・オックスレイTony Oxley (1938-)や、フリューゲルフォーンのケニー・ホイーラー(ホイラー、ウィーラー、Kenny Wheeler, 1930 - )の名がメンバーに見えたからと思われる。このふたりがフリー畑にも顔を見せていたという単純な選択動機でしかなかったのだけれど。
きょう、このアルバムを手にしてから30数年ぶりに聴きなおしてみて、アラン・スキッドモアのテナーがなかなかのものであることに気づかされた。Goodいいです。
やはり、トニー・オックスレイとケニー・ホイーラーの参加ということで、随所にフリーインプロのハードな展開も果敢しており、フリーの魅力もあわせ持つアルバムに仕上がっている。佳品といっておこう。





アラン・スキッドモア Alan Skidmore Quintet『Once Upon A Time....』(rec.1969)

Tracklist:
A1. Once Upon A Time (surman)
A2. Majaera (oxley)
A3. The Yolk (taylor)
B1. Old San Juan (warren)
B2. Free For Al (Skidmore)
B3. Image (surman)

Credits:
Bass - Harry Miller
Drums - Tony Oxley
Flugelhorn - Kenny Wheeler
Piano - John Taylor (2)
Producer - Peter Eden
Tenor Saxophone - Alan Skidmore

Notes:
Recording Engineers: Bill Price & David Grinsted

NB:
Deram Nova Series release
Stereo Cat# SDN 11
Mono Cat# DN 11



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