yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

マーラー『交響曲第9番』、シェーンベルク『管弦楽のための変奏曲』。ホンニ、あなたはアダージョな人グスタフ・マーラー。無調12音に豊麗を奏でるシェーンベルクの端然。

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Mahler Symphony 9 Movement 4, Part 1, Karajan, BPO

             
             投稿音源ではありません。

今年2011年はマーラー没後100年だとか・・・。音楽関係を職(商売)、なりわいとしているわけではないから、べつにそのようなことに関心があるわけではない。親の祥月命日や、年忌も記憶定かではないのに、他人様のことまで・・・。歴史意識が希薄ということもあるのかも。偉人や歴史の物語などあまり興味のわかない方ということもあるのだろう。歴史に学ぶ?(チャンチャラです)歴史に学んで現実はこのざまか!というのもあるし・・・。もちろん最低限の教養程度には、と思っていますが、それ以上ではない。と、前置きはともかく、どこを間違ったのか、ネット図書館で借りたアルバムがマーラーGustav Mahler, 1860 – 1911、51才の生涯)の『交響曲第9番』(1909)とシェーンベルク(Arnold Schönberg, 1874 - 1951)の『管弦楽のための変奏曲 作品31』(1926-1928)のカップリングされた2枚ものだった。ほぼ同時代(ひとまわりの年齢差)の空気を吸いつつも、しかし対極の様式を持つ作品、作曲家。けれど、ふたりの根底に流れているのは世紀末的ロマン主義といえるのだろう。そのようなことで成ったアルバムなのだろう。シェーンベルクの『管弦楽のための変奏曲 作品31』は、すでに≪後期ロマン派の香り濃厚、豊麗なオーケストレーション『浄夜(浄められた夜) op.4』(1899)と精神の端然を聞く無調・12音時代の傑作『管弦楽のための変奏曲 op.31』(1926-1928)。≫と投稿していたのだった。だから残るはもうひとつのマーラーGustav Mahler, 1860 – 1911)の『交響曲第9番』となるのだけれど、どだいマーラーに関しては

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61695494.html グスタフ・マーラー交響曲第1番「巨人」& 第2番「復活」』。<復活>第5楽章ファイナル。わたしにはこの部分だけで満足でゴザイマスです。≫

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/60512957.html グスタフ・マーラー交響曲第2番ハ短調<復活>』。大スペクタクル!。だけどあまりに長すぎる。極論、第5楽章ファイナルの、およそ35分で十分堪能する。≫

といったように、マーラーファンからブーイングが出そうなコトバしか紡いでいない。きょうの『交響曲第9番』も、ホンニ、あなたはアダージョな人グスタフ・マーラーアダージョのみ、といったら石つぶてが飛んできそう・・・。





マーラー交響曲第9番』、シェーンベルク管弦楽のための変奏曲』
MAHLER: SYMPHONY NO.9|、SCHONBERG: VARIATIONS
オルグショルティ (SIR GEORG SOLTI)
シカゴ交響楽団 (CHICAGO SYMPHONY ORCHESTRA)

DISC1
1. グスタフ・マーラー交響曲第9番ニ長調 第1楽章
SYMPHONY NO.9 IN D MAJOR 1ST MOV. ANDANTE COMODO
2. 第2楽章
2ND MOV. IM TMPO EINES GEMACHLICHEN LANDLERS

DISC2
1. 第3楽章 ロンド-ブルレスケ
3RD MOV. RONDO - BURLESKE (ALLEGRO ASSAI. SEHR TROTZIG)
2. 第4楽章
4TH MOV. ADAGIO (SEHR LANGSAM UND NOCH ZURUCKHALTEND)
3. アルノルト・シェーンベルク管弦楽のための変奏曲op.31
VARIATIONS FOR ORCHESTRA OP.31




Schoenberg: Variations for Orchestra Op 31 (1934) - Pierre Boulez and the CSO (Part 2)