『SPECTRUM:NEW AMERICAN MUSIC VOLUME III』。1960年代後半の米国の現代音楽シリーズ。実験的というより、むしろ堅実。
たまたま、アルバム収録曲が動画サイトにアップロードされていたので、これ幸いととりあげたまでで・・・。ただし、内1曲だけなんだけれど。やはりポップス、ジャズイディオムなどがさりげなく上品に繰り込まれている曲趣といって謂いのだろうか。方法的にはそんなに実験性のある試みがなされているわけではなく、むしろ堅実だ。1960年代後半の米国の現代音楽シリーズ。
ジェイコブ・ドゥラックマン、関連投稿記事――
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/59794794.html ジェイコブ・ドゥラックマン『Animus III (For Clarinet & Tape) 』ほか。この60年代と米国と云う時代的文化的制約を考慮しても良くできた電子音響作品となっている。
『SPECTRUM:NEW AMERICAN MUSIC VOLUME III』
a-1. Jacob Druckman: Incents (1968)
a-2. Josef Schwantner: Diaphonia intervallu, (1966)
b-1. John Harbison: Confinement(1965)
a-2. Josef Schwantner: Diaphonia intervallu, (1966)
b-1. John Harbison: Confinement(1965)
Volume III. Contemporary Music Ensemble; Arthur Weisberg, conductor. Nonesuch H-71221(LP)