ハイドン『ピアノ・ソナタ作品集』。エッシェンバッハのピアノによるピアノ・レッスン用アルバム。
ハイドンは(と言うより音楽史上の天才たちはというべきか)膨大な作品を残している。だのに、そのわりにネット図書館での所蔵はすくない。きょう投稿するピアノ・ソナタもそうだ。人気のほどはどうなのだろう。NHK・FMでは97才にしてなおカクシャクとして評論活動をつづけている吉田秀和がハイドンを長期に亘ってとりあげ紹介している。(まさか、再放送ではないでしょうね)どうして?と思いつつ、放送に出会えばナガラで(聴き流す程度だけれど)聴いている。その所蔵少ないハイドンのピアノ・ソナタのなか、たまたま借りることの出来たのが、ピアノレッスン用として制作されたCDのよし。というものの、演奏者はエッシェンバッハ。贅沢なレッスン用アルバムです。それにしても、ハイドンは(ノウテンキと言いたくなるほどに)明るい。これが魅力でもあり、些かの興趣削ぐ(陰影、奥深さ等ありやなしや)ところでもある・・・とおもうのだが。