yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ベルナール・ルバ Bernard Lubat『Café L'Estaminet』(1976)。エモーショナルな偏奇、偏頗、ごった煮(民族音楽の影響?)で破れかぶれの音楽フリークはいいでゴザイマスデス。

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Michel portal & bernard lubat improvisent

              
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先日、≪横井一江著『アヴァンギャルド・ジャズ―ヨーロッパ・フリーの軌跡』(未知谷・2011・6)。よくぞ書いてくれました。≫を投稿したのだけれど、その著作を読んで思い出させてくれたのが、きょうのアルバム。ベルナール・ルバBernard Lubat(1945 - )のソロアルバム 『Café L'Estaminet』 (1976)。ひとりで多くの楽器をあやつり多重録音したパフォーマンスもの。ジャケット記載のクレディットに使用楽器は「Piano, Tambourine, Synthesizer, Clavinet, Accordion, Melodica, Guitar, Bass, Drums, Percussion, Timbal, Foghorn」とある。70年代ヨーロッパフリーで遅れ(不活発)をとっていたフイメージ 2ランス(イタリアもそのひとつだったけれど)のフリー系?ミュージシャンのひとり。聴きなおしてみて、結構おもしろかった。好きなようにやりたい放題をやったインプロヴィゼーションパフォーマンス独り舞台の趣き。これはまったく没入没我、典型的な音楽数寄・・・。けれど、英独のコムズカシサとか、内省性とかとは、ちょいと趣がちがう。明るい、いやたのしい。野生的エモーショナルな偏奇、偏頗、ごった煮(民族音楽の影響がききとれる)で破れかぶれの音楽フリークは大好きでゴザイマスデス。辞書をひいたら「居酒屋」とあった。ま、くそまじめな人には縁のない風情。







ベルナール・ルバ Bernard Lubat『Café L'Estaminet』(1976)

Tracklist:
A. En Avant La Musette 16:50
B (16:05)
B1. La Valse Mauve
B2. Le Chanteur Masqué-Marqué-Parqué, AREUEutchii, Coum Pa Ka Ta-Burp
B3. Gaffe À La Bête

Credits:
• Piano, Tambourine, Synthesizer, Clavinet, Accordion, Melodica, Guitar, Bass, Drums, Percussion, Timbal, Foghorn – Bernard Lubat
• Producer – Alain Boucanus


Notes:
This solo record by Bernard Lubat was recorded at Sysmo Records Studio on July 12 & 13, 1976.



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