yuki-midorinomoriの日記

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ハイドン『弦楽四重奏曲第78番「日の出」・第79番・第80番』。やはり第79番「作品76-5」の<ラルゴ>はいい。

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Haydn - String Quartet in D major, Op. 76; No. 5: First and Second Movements [Part 1/2]

               
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仕事を終えての帰宅途上、車中のFMラジオから流れていた弦楽四重奏曲。ん?ベートーヴェン?。いやチト違うな~とひとりごちつつ聴いていた。それにしても調和がとれていて艶やか、すばらしいアンサンブルの四重奏だな~と思いいつつ。で、演奏が終わり内容紹介がアナウンスされた。メンバーはアルティ弦楽四重奏団 Alti Quartett。ん?。なんと国産!たいしたもんだ。曲目はハイドンの「弦楽四重奏曲 ニ長調 作品76 第5“ラルゴ”」・・・。「ラルゴ」?そんなのあったの・・・と。で、帰宅後ネットを覗いて確認した。以下だった。


【 ベストオブクラシック  - アルティ弦楽四重奏団演奏会 -            
                              
弦楽四重奏曲 ニ長調 作品76 第5“ラルゴ”」     
                        ハイドン作曲
                      (20分45秒)
                (演奏)アルティ弦楽四重奏団
                 (第1バイオリン)豊嶋泰嗣
                 (第2バイオリン)矢部達哉
                    (ビオラ )川本嘉子
                      (チェロ)上村昇 】


すばらしかった。曲もだけれど。

ちょうど1週間まえに≪ハイドン『エルデーディ四重奏曲集1、「皇帝」・「五度」・第75番』ドイツ国歌を生み出した「皇帝」もいいけれど、練達の技魅せる「五度」も・・・。≫とハイドン弦楽四重奏曲を投稿し、次にそれでは『曲集2』も聴こうと、ネット図書館で手にして直後の出来事だった。その借りた『エルデーディ四重奏曲集2』に収録されている曲じゃなかったか?と、収録リストを見たが「弦楽四重奏曲第79番ニ長調op.76-5」とあるだけで、「ラルゴ」の文字はどこにも見えなかった。
ハイドンの作品番号付けはややこしいのよね、と思いつつ。「第79番」の作品番号が「作品76-5」おまけにHOb.Ⅲ-79とくる。

けれどWIKI項目の説明にあるように、【 特に第2楽章ラルゴが美しいため、この曲全体を「ラルゴ」と呼ぶことが多い。 】なのだそうで、たしかに、借りてきた『曲集2』収録の「弦楽四重奏曲第79番ニ長調op.76-5」は「ラルゴ」と呼ばれている曲で、ラジオから聴こえてきた曲はまさしく、この第2楽章のラルゴだったのだ。

グッドタイミングだった。収録3曲のうちこれがいちばん印象に残った。








ハイドン弦楽四重奏曲第78番「日の出」・第79番・第80番』
HAYDN: 3 'ERDODY' QUARTETS OP.76 NO.4 'SUNRISE' NO.5 & NO.6

1. フランツ・ヨーゼフ・ハイドン弦楽四重奏曲第78番変ロ長調op.76-4 Hob.3-78「日の出」(STRING QUARTET IN B FLAT MAJOR OP.76-4 HOB.3-78 "SONNENAUFGANG/SUNRISE"

2. フランツ・ヨーゼフ・ハイドン弦楽四重奏曲第79番ニ長調op.76-5 Hob.3-79(STRING QUARTET IN D MAJOR OP.76-5 HOB.3-79)

3. フランツ・ヨーゼフ・ハイドン弦楽四重奏曲第80番変ホ長調op.76-6 Hob.3-80(STRING QUARTET IN E FLAT MAJOR OP.76-6 HOB.3-80)