『伝統音楽のすすめ~名人演奏と共に~ 尺八・明清楽・大和楽・現代曲』。「ヨイト ヨイヤマカ ドッコイサノセ~」と調子がいい。ただ盆踊りの頃ならね~。
(アコリャドッコイセ)(以下はやし言葉略)
ええ皆様頼みます、これからはよいやさの掛声頼みます、
さてはこの場の諸君氏へ、近江ダンスは桜川、流れをくんだる
梅勇が懸命諸君の目の前で、申し述べるも恥ずかしや、なれど
まで、その名も高き瀬田川の、掛けた橋が唐橋と、今の世
までも名に残る、瀬田の唐橋、唐鐘、擬宝珠、水には写るは
膳所(ぜぜ)の城と歌の文句にうたわれた、昔ながらのその姿、
夕照にうつる景色は行き来の人も立ち止まる、近江一の景色なり、
来の人をば驚かし、どぎもを抜いた怪物を、一矢で退治をした
とある、俵藤太秀郷の、むかで退治の物語り、これじゃからとて
皆様よ、事やこまかに、私しゃ不弁で程良く読めねども、
江州音頭の一席で、蔭の錫丈にあやつられ、これから読み上
げ奉る。
盆踊りの時季にこそふさわしい投稿だと思いつつも、大衆演芸の語り物の調子のよさ、愉しさを思い出させてくれる、あの「ヨイト ヨイヤマカ ドッコイサノセ~」の囃子ことばで知られた?(関西、近畿一円だけなのかどうか)、江州音頭を、きょうのアルバムよりピックアップして投稿。
【 仏教の御経の節である声明を源流とし、山伏らによる民間布教手段として派生した祭文が一部で娯楽化し、次第に宗教色を薄めて遊芸としての祭文語りが独立した。浄瑠璃に近い説経節や、浪花節を生んだ浮かれ節等より下卑たものとされ、語りの合間に法螺貝を吹いて一同で「♪ デロレン、デロレン」という合いの手を入れることから、デロレン祭文と総称された。 】
のだそうだ。ときは幕末の頃隆盛のよし。
『伝統音楽のすすめ~名人演奏と共に~ 尺八・明清楽・大和楽・現代曲』
1. 門付(普化宗尺八)
2. 岩清水(都山流尺八|SP原盤復元)
3. 鶴の巣ごもり~巣鶴鈴慕~(琴古流尺八)
4. 九連環(かんかんのう)(明清楽)
5. 野狐禅(東明節)
6. 紀文大盡(長唄(研精会)|SP原盤復元)
7. 団十郎娘(大和楽)
8. 涼州詞(吟詠)
9. 俵藤太秀郷(江州音頭)
10. 次郎長名古屋の御難(浪曲)
11. 江差追分(民謡|SP原盤復元)
12. 安来節(民謡)
13. なーくにー|はんた原(沖縄民謡)
14. 駅路~東海道~(木やり|中間)
15. 屋台囃子(お祭り囃子|切)
16. 円馬囃子(寄席囃子)
17. 津軽じょんから節(津軽三味線)
18. 祇園囃子(お祭り囃子)
2. 岩清水(都山流尺八|SP原盤復元)
3. 鶴の巣ごもり~巣鶴鈴慕~(琴古流尺八)
4. 九連環(かんかんのう)(明清楽)
5. 野狐禅(東明節)
6. 紀文大盡(長唄(研精会)|SP原盤復元)
7. 団十郎娘(大和楽)
8. 涼州詞(吟詠)
9. 俵藤太秀郷(江州音頭)
10. 次郎長名古屋の御難(浪曲)
11. 江差追分(民謡|SP原盤復元)
12. 安来節(民謡)
13. なーくにー|はんた原(沖縄民謡)
14. 駅路~東海道~(木やり|中間)
15. 屋台囃子(お祭り囃子|切)
16. 円馬囃子(寄席囃子)
17. 津軽じょんから節(津軽三味線)
18. 祇園囃子(お祭り囃子)
DISC2
1. 春の海
2. さくら変奏曲(SP原盤復元)
3. 去来(三弦独奏曲)
4. 卯月の翠
5. 「風動」より
6. さらし幻想曲
7. 二重協奏曲「波の詩」より
8. 箏,三味線,琵琶などによる合奏「凸-三群の三曲と日本太鼓のための協奏曲」第2部から
9. 華やぎ(二十弦箏)
10. 南島(第三楽章)
1. 春の海
2. さくら変奏曲(SP原盤復元)
3. 去来(三弦独奏曲)
4. 卯月の翠
5. 「風動」より
6. さらし幻想曲
7. 二重協奏曲「波の詩」より
8. 箏,三味線,琵琶などによる合奏「凸-三群の三曲と日本太鼓のための協奏曲」第2部から
9. 華やぎ(二十弦箏)
10. 南島(第三楽章)