シベリウス『交響詩集 Tone Poems』。物語=共同性とシベリウスの音楽感性とが幸せな結実を見せた一群の交響詩。
一昨日≪シベリウスは沁みこむ・・・。ラジオから「弦楽のための即興曲」。≫と投稿したのだけれど、そのながれで、きょうはネット図書館で借り受けた『交響詩集Tone Poems』を投稿。物語=共同性とシベリウスの音楽感性とが幸せな結実を見せた一群の交響詩。共同性が語るドラマの、哀切を感じさせる民謡をベースにしたその北欧の大地の響きにはなぜか魅せられる。民族派、国民的作曲家シベリウスの真骨頂。
- 交響詩「エン・サガ」En Saga, Op. 9 (18mn 26s )
- 交響詩「森の精」The Dryad, Op. 45, No. 1 (5mn 14s )
- 交響詩「舞踏間奏曲」Dance-Intermezzo, Op. 45, No. 2 (2mn 49s )
- 交響詩「ポホヨラの娘」Pohjola's Daughter, Op. 49 (13mn 28s )
- 交響詩「夜の騎行と日の出」 Night Ride and Sunrise, Op. 55 (17mn 35s )
- 交響詩「吟遊詩人」The Bard, Op. 64 (7mn 43s )
- 交響詩「海の精たち」 The Oceanides, Op. 73 (10mn 37s )