yuki-midorinomoriの日記

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ヴィラ=ロボス『ブラジル風バッハ』。「第9番(弦楽合奏のための)~プレリュードとフーガ」は、この作曲家のバッハ(音楽)への敬愛、尊崇のほどが窺え、そこには崇高さを漂わせてみごとなフーガを奏でている。

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Bachianas Brasileiras No.9 - Prelúdio - Fuga (Royal Philharmonic Orchestra)

              
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イメージ 2ブラジルを出自とする作曲家、エイトル・ヴィラ=ロボス(Heitor Villa-Lobos 1887 - 1959)のアルバム『ブラジル風バッハ BACHIANAS BRASILEIRAS』をネット図書館の検索リストでみつけ、いちど聴いてみるかと借り受けた。

その存在と、『ブラジル風バッハ』なる曲のいくつかはラジオで聴いたこともあり、認知はしていたのだけれど。

バッハへの敬愛並々ならぬものがあったそうで、それゆえ斯くなる作品を書いたとのこと。

ほとんど独学のよし。天性の音楽家といった印象をもたせるオーケストレーションのみごとさ。ただ、ハリウッド映画音楽のような、スケールの大きさの中、定型的な俗っぽさ(ポピュラリティ)が、鼻につかないでもない。

ただ、このアルバムでも聴ける「第9番(弦楽合奏のための)~プレリュードとフーガ」は、この作曲家のバッハ(音楽)への敬愛、尊崇のほどが窺え、そこには崇高さを漂わせてみごとなフーガを奏でている。

これはいいです。







ヴィラ=ロボス『ブラジル風バッハ』
VILLA-LOBOS: BACHIANAS BRASILEIRAS

1. ヴィラ=ロボス:バッキアーナス・ブラジレイラス(ブラジル風バッハ)第2番(オーケストラのための) 前奏曲「カパドシオの歌」
BACHIANAS BRASILEIRAS NO 2 POUR ORCHESTRE 1. PRELUDIO. LA CHANSON DU CAMPAGNARD
2. アリア「われらが大地の歌
ARIA. LE CHANT DE NOTRE TERRE
3. 踊り「奥地の思い出」
DANSA. SOUVENIR DU DESERT
4. トッカータ「カイピラの小さな汽車」
TOCCATA. LE PETIT TRAIN DU PAYSAN BRESILIEN

5. ヴィラ=ロボス:バッキアーナス・ブラジレイラス(ブラジル風バッハ)第5番(ソプラノと8つのチェロのための) アリア「カンティレーナ」
ARIA. CANTILENJA
6. 踊り「マルテロ(槌のひびき)」
DANSA. MARTELO

7. ヴィラ=ロボス:バッキアーナス・ブラジレイラス(ブラジル風バッハ)第6番(フルートとファゴットのための) アリア「ショーロ」
ARIA. CHORO
8. ファンタジア
FANTASIA

9. ヴィラ=ロボス:バッキアーナス・ブラジレイラス(ブラジル風バッハ)第9番(弦楽合奏のための)~プレリュードとフーガ
BACHIANAS BRASILEIRAS NO 9 POUR ORCHESTRE A CORDES PRELUDIO E FUGA




Heitor Villa-Lobos - Bachianas Brasileiras No. 6 (フルートとファゴットのための) Complete