yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

「関西文化の日」。美術館、博物館などが無料開放ということで。

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美術館、博物館などが無料(原則として常設展のみですが)で2日間開放提供される関西文化の日ということで、それならとまだ行ったことのない大阪は千里の万博(記念)公園(子供らが小学生くらいまでは、よく遊びに連れて行ったのだけれど)にイメージ 2ある国立民族学博物館へと、そんなに雨が降りしきるとは思わず連れ合いとふたりして出かけた。そこで常設の展示物と、特別展の「世界の織機と織物」を見て、目も眩むほイメージ 3どのあくことのない人間の生の営みの多様と深さ、不可思議を、そして生きることの深甚なる根気を、情念を目の当たりにして・・・日々生きることを生きてきた、その繰り返しの鈍重の凄味を、歴史を思ったことだった。隣接する「大阪日本民芸館」にも寄って(もちろん、ここも今日は無料開放日であり)河井 寛次郎濱田 庄司の、くすんだ力強い民芸を貫く美意識の作品を見て回った。展示規模は小さかったけれど・・・。

で、さいごは雨の降りしきるなか、せっかくだからと、これまた無料開放ということで、日本庭園 (万博記念公園)の雨の中の紅葉を、天気が惜しいな・・・と口にしつつほぼぐるっと一周めぐって家路についた。


「無料」にせかされての、ほぼ半日かけての「関西文化の日」であった。


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