yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ドヴォルザーク『弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」、他』。フォークロアな親しみやすい旋律、フレーズが、よくこれだけというほど・・・。

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Antonín Dvořák : String Quartet F Major Op.96, " American "

               
               投稿音源ではありません。

町の図書館で借りてきたドヴォルザークスメタナ弦楽四重奏曲カップリングされたアルバムを借りてきて鑑賞。どちらも名曲中の名曲で、こんなこたあ言うことまでもないのだけれど。

スメタナのほうは2年ほど前に以下投稿している。


http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61980173.html スメタナ弦楽四重奏曲第1番&第2番』。エートス(Ethos)が力強く鳴り響いている。


けれど、ドヴォルザークのほうはまだ投稿してないということもあって、手にした。
まだ投稿に及んでいないというだけで、これだけの名曲のことだ、いままでに幾度も聴いてはいる。

フォークロアな親しみやすい旋律、フレーズが、よくこれだけというほどに陸続、まさに滾々と湧き出てくる印象だ。総じて曲趣はヒューマンな明快さと言ったらいいのだろうか。

どちらかといえば、わたしは、いくぶん暗さを秘める(苛烈な一生であった。連れ合いも、三人の子どもも亡くし、さいごは脳障害により精神病院で生を閉じている。)スメタナのほうを好みとするが・・・。



スメタナの「弦楽四重奏曲 第1番」には、副題が≪わが生涯より≫と銘されているように、


【4つの各楽章にはスメタナ自身によって詳しい標題が与えられている。それぞれの内容は以下の通り。

 「青春時代の芸術への情熱、ロマンティックなもの、表現しがたいものへの憧れ、そして将来への一抹の不安」(第1楽章)

ポルカ風の楽章で、楽しかった青春の日々が甦る。その頃、私は舞曲を作曲し、踊りに夢中になっ
ていた」(第2楽章)

「のちに私の献身的な妻となった少女との初恋の幸せな思い出](第3楽章)

「民族的な音楽への道を見出し、仕事も軌道に乗ったところで聴覚を失うという悲劇に襲われる。暗澹たる将来と一縷の望みも
…」(第4楽章)。】(同梱解説より)







1. 拍手
2. 弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 作品96≪アメリカ≫ 第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ
3. 弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 作品96≪アメリカ≫ 第2楽章:レント
4. 弦楽四重奏曲 第12番 へ長調 作品96≪アメリカ≫ 第3楽章:モルト・ヴィヴァーチェ
5. 弦楽四重奏曲 第12番 へ長調 作品96≪アメリカ≫ 第4楽章:フィナーレ(ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ)
6. 拍手
7. 弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調≪わが生涯より≫第1楽章:アレグロ・ヴィーヴォ・アパッショナート
8. 弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調≪わが生涯より≫ 第2楽章:アレグロモデラート・ア・ラ・ポルカ
9. 弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調≪わが生涯より≫ 第3楽章:ラルゴ・ソステヌート
10. 弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調≪わが生涯より≫ 第4楽章:ヴィヴァーチェ



Smetana String Quartet No.1