メンデルスゾーンの水彩画。穏やかでございます。
きょう購読紙朝刊のコラムに貼り付けてあった絵画に目が留まった。メンデルスゾーン(Jakob Ludwig Felix Mendelssohn Bartholdy, 1809 ハンブルク - 1847 ライプツィヒ)の水彩画。1847年、早すぎるその死の2ヶ月前に描かれた、スイスは[インターラーケン(Interlaken)のアルプスの山並みを背景とした山紫水明な風景画なのだった。画の才は夙に知られたことなのだそうなのだけれど、私は、この画あることではじめて知った。もっとも、残念なことだけれど、この稿のためにとネットで検索に及んだけれど、その印象に残った掲載画にはヒットしなかった。
メンデルスゾーン関連投稿記事――
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63066474.html メンデルスゾーン『歌曲集(1)』。この<品>性。ヒネリ、こねくり回している屈折の情念のややこしさがないのだ。品性のよさがロマン主義の主流には遠かった。しかしこれがいいのだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63070047.html 『メンデルスゾーン/歌曲集 第2巻』。ドロドロの瞑さ、屈折の情念のややこしさに付き合うのは確かに人を疲れさせることを思えば・・・これもありだ。心が安らぐ。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/62663045.html メンデルスゾーン『交響曲第3番イ短調<スコットランド>、交響曲第4番イ長調<イタリア>』。温和な性格だったのだろうか。金持ち喧嘩せず・・・。天才ゆえの苦しみなどしるよしもないですが。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61951360.html メンデルスゾーン『弦楽八重奏曲 / ヴァイオリン協奏曲』。3大ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64ではなく・・・、発見するまでながらく忘れられていたニ短調(13才!の作)。抑制?されて品よく美しい。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61035387.html フェリックス・メンデルスゾーン『チェロとピアノソナタのための作品全集』。「チェロとピアノのための協奏的変奏曲」メンデルスゾーン20才の作。嗚呼、この伸びやかな精神、清澄でウォームなうたごころ。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/60315935.html メンデルスゾーン『弦楽四重奏曲第1番&第2番』 。流れるような瑞々しさ、みなぎる精神、のびやかさ。18才と20才の時の作曲。楽聖とのこの懸隔は何か?