二葉百合子 『浪曲の魅力(1)』。何度聴いても涙腺緩みます。
これが浮世と いうものか
水熊横丁は 遠灯り
縞の合羽に 縞の合羽に 雪が散る
おっ母さん
投稿音源ではありません。
この時季になると聴きたくなるというわけではないのだけれど。たまたまだ。ちょうど2年まえの5月に
とタイトルして投稿したさい、
【子どもの前半生は親の責任。親が徳を積めば子は幸せになる。後半生は自分で徳を積みなさい。あなたの子の前半生を幸せにするのだから。(元NHKアナウンサー・山川静雄、母の教え。)】
何度聴いても涙腺緩みます。まぁトシのせいもありますが・・・。
いや、そればかりじゃない。
「そりゃ、お母さんに会いたかったよ、生きてる間に。そやけど、おかあさんは(赤ん坊同ぜんの小さな)私を置いて家から出て行ったんや。お母さんはわたしを捨てて出て行ったんや…」
今はすでにない80過ぎたわが母親の涙がこの「瞼の母」とともに想い起こされることもあって。
まこと、浪花節だね。