ドヴォルザーク『ピアノ協奏曲』。へえ~、ドヴォルザークのピアノ協奏曲!?。シンプルさと濃厚芳醇。
Dvorak Piano Concerto Richer Kleiber 1/2
過日ラジオで耳にし、へえ~、ドヴォルザークのピアノ協奏曲!?と印象し、さっそくネット図書館所蔵のアルバムを手にした。シンプルな民謡風のフレーズのピアノパートとセンスあふれる才筆で豊潤に歌い上げるオーケストレーションの対比の特異が、魅力というか、なにかしらのチグハグ感を曲趣とする奇妙さにとらわれる作品だ。
ドヴォルザーク唯一のピアノ協奏曲で、その書かれた時期は、3人のわが子をたてつづけに亡くす人生の非情にあった30代半ばのころ。
2週間ほど前に
と、投稿した、その「スターバト・マーテル」と時を同じくするよし。
ドヴォルザーク『ピアノ協奏曲』