yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

『ターナー展』。神無き近代、人間を超える崇高に顕われる自然と風景。光と朦朧。

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The Power of Art - Turner (BBC Documentary)

       

さて、ここ数日寒さもいくぶん和らぎ、この月の野暮用もあらかた済んで気分もゆったりめの、きのう土曜日、念願の?いま神戸で催されている『ターナー(Joseph Mallord William Turner、1775 - 1851)展』へ連れ合いと二人して行ってきた。

会場は神戸市立博物館。昨秋観覧した『プーシキン美術館展』と同じ会館だ。

ところがです・・・。さて出発と、クルマの中でチケットやお金の忘れ物ないなと点検、封筒にしまってあったチケットを見て、「なにこれ!?」「もう招待期限がすぎてる!やん・・・」と家人の声。えっ、期限付きの招待チケット!?。こんなのあるのぉ?。どうする?

イメージ 4車中でしばしのやり取りのあと、出発寸前のこの期に及んで観覧を止めるのも・・・と、結局は念願の?!ターナー展へ行くことにしたのだった。

産業化のただ中、近代自我にせり上がってくる自然と風景、神無き近代、人間を超える崇高、そのあらたな聖なる意味世界の開示。

7年以上前、拙ブログで以下投稿しているので・・・。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/41944753.html 形定まらぬ朦朧、模糊とした光と色彩に溶け消えゆく風景。ジョゼフ・M・W・ターナー(1775‐1851)。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/42000199.html <空=光>の移ろい、時の変化に詩情豊かな風景を描いたジョン・コンスタブル (1776-1837)。


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      Dido and Aeneas exhibited 1814

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      Chichester Canal 1828