yuki-midorinomoriの日記

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ドヴォルザーク『ヴァイオリン協奏曲、他』。泣けるほど美しい旋律きわだつ、魂の、愛おしく土の香りのする小品が心に強く残るのだった。

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Martina Bačová • A.Dvořák - Mazurek, op.49

         
         アルバム音源ではありません

肉屋のセガレで、家業を継ぐはず?がその音楽天才ゆえ国民的作曲家として音楽史に燦然と輝く
ドヴォルザーク(Antonín Leopold Dvořák 1841 - 1904)の、町の図書館の所蔵棚にあった『ヴァイオリン協奏曲』。

これだけのことなら以前に、


http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63975781.html ドヴォルザーク『ヴァイオリン協奏曲、ピアノ五重奏曲』。土を手にしたドヴォルザーク。しかしその構成展開の手練のわざは音楽をより豊かにする。


と印象して投稿しているので、今また手を伸ばすこともなかったのだけれど、ヴァイオリン奏者が【13歳でヘルベルト・フォン・カラヤンに招かれ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演、国際的に天才少女の名をほしいままにする】(WIKI)などとして、その華々しさの知られたアンネ=ゾフィ・ムター(Anne-Sophie Mutter, 1963 - )ということもあって、借りてきたのだった。

つややかで美しい音色などと、何も言っていないにひとしいお座なりを殊更に紡ぐこともないのだけれど。美しすぎるほどよく鳴き歌っています。

メインタイトル曲の『ヴァイオリン協奏曲』より、むしろドヴォルザークの、まさしく国民的楽曲と言うにふさわしい、泣けるほど美しい旋律きわだつ、魂の、愛おしく土の香りのする小品が心に強く残るのだった。


DVORAK : Romance in Fminor, Op. 11

アルバム音源ではありません。



ドヴォルザーク『ヴァイオリン協奏曲、他』

1. ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53 第1楽章:Allegro ma non troppo-attacca
2. ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53 第2楽章:Adagio ma non troppo
3. ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53 第3楽章:Finale.Allegro giocoso,ma non troppo
4. ロマンス ヘ短調 作品11 -ヴァイオリンと管弦楽のための Andante con moto
5. マズレック ホ短調 作品49 -ヴァイオリンと管弦楽のための Allegro
6. ユーモレスク 変ト長調 作品101の7 Poco lento e grazioso-Poco piu vivo-Tempo I