yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

オ~っと、琳派?誰の作?。京友禅の意匠。

オ~っと、琳派?誰の作?と目にとまったのがこの画。いっしゅん俵屋宗達の『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』が呼び起され我が感性脳をくすぐったのだった。

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                   今尾景年『烏(からす)に鷺(さぎ)文様』(1893年)新聞掲載図版より

先日の購読新聞の記事にあったものなんだけれど。

京友禅の老舗、なんと【室町時代末期の創業から450年以上】!という・・・老舗「千總(ちそう)」のもつ優美華麗な和の意匠、それも明治以降の【十二代西村總左衛門】による京都画壇の【日本画家に下絵を依頼する画期的試み】によって成果した斬新モダンな文様意匠を展覧するを趣とする『岸竹堂と今尾景年 明治の千總(ちそう)と京都画壇』なる紹介記事だった。【千總(ちそう)所蔵の下絵の約三分の二は】この二人の日本画家の手になるとのこと。

画の美意識に感じ入ったとはいえ、その新聞の記事中の粗い画では・・・と。

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で、たまたまネット図書館に所蔵されていた『千總、型友禅伝統図案集』を手にし京友禅の優美華麗、かつモダン斬新の意匠のさまざまを堪能したのだった。というものの、件の目にとまった今尾景年の『烏(からす)に鷺(さぎ)文様』(1893)は掲載されていなかったのだけれど・・・。


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