yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ネット動画配信・YOUTUBEの時代、今や持ち腐れか『シルクロードへの道』4枚組。

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シルクロード(Silk Road)
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ismail coşar_ağlar

       


今となっては、こうした記録物を大枚はたいて所有蒐集することに魅力を感じなくさせる時代となった。いうまでもなくネットというよりYOUTUBEに代表されるネット動画配信の爆発的普及である。著作権うんぬんで問題になってはいるけれど、私は楽観というより、しょうじき、表現が不適切かもしれないが<目くそ鼻くそしゃらくさい>という思いが強い。こうしたシリアスな問題を扱うのは私の無署名!(こうしたネットでの、シリアスな思想・政治問題などの批判記事等は署名記事である事を絶対要件とすると私は思っている)でのブログの趣旨ではないので控えるけれども、たぶんイタチゴッコで終始することだろう。前にも言ったことだけれど、その権利で(経済的)利益を享受するサイドのほうが、うまく立ち回ることだろうし、しかし著作権の敷居はどんどん低くなってゆくことだろう。WIKIPEDIAの知のネット拡大を見れば、この先の動向は、おおよそ推し量ることが出来よう。今や「ウィキノミクス」なるネット時代での情報の公開性の持つ意味と、そのメリットの考え方が提示されていると聞く。≪ある団体やグループ、企業が保有しているが持て余している情報、難題を(範囲を限定しながらも)公開して有効活用してもらったり、懸賞金をかけて解決法を募集し、情報を有効活用したり経済を活性化しようという考え。具体例としては「カナダの金鉱山会社が地質データをネット上に公開し、金鉱脈を見つける方法を賞金付きで募集したところ、有効な手立てが集まり、その会社は多くの金鉱脈を発見できた」という事例が挙げられていた。
要はWikipediaのように情報の共有化を行い、経済問題の解決のためのアイディアを企業・グループ内だけでなく世界中の専門家から集めるというものだ。大竹教授いわく「役所の中だけで限られた人たちが忙しい公務の傍らでデータを分析してアイデアを考えるよりは、はるかに効率的に正しい処方せんが得られるはずだ」「世界中の研究者の頭脳をほとんど無料で使うことができるのだ」と力説している。≫(ネット記事より)とある。こうした考え方のもとで、著作権の敷居をより低くオープン化へと営業の舵を実際に取りつつある欧米のメディアがあると聞く。たぶんこの方向が大勢を占めることだろう。なぜか?、先の見方からすれば、この方が逆説的だけれど、利益が見込まれるからだ。ということでYOUTUBEのますますの発展充実を願うのみである。ようするに、今日紹介し取り上げる民族音楽のアルバム『シルクロードへの道』4枚組みのレコードなども、大枚はたいて所有する必要などなく、こんにちのようなネット時代を迎えると、そうした<金・カネ>というバリアーを取っ払って、動画配信サイトで、それこそ世界のあらゆる民俗音楽、フォークソング、宗教音楽等々を知り、愉しむことが出来るのだ。このもつ意味は大きいと私には思われる。まさにクレオール化の時代であるともいえるのだろうか。