yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ゲイリー・ピーコックとキース・ジャレットの『TALES OF ANOTHER』(1977)。洗練されすぎと毒づきたくなる程によく出来たアルバム

イメージ 1

Keith Jarrett Trio : Autumn leaves

      

ゲイリー・ピーコックGary Peacock
イメージ 2極上のと言うか、あまりにも洗練され、まとまりよくパフォーマンスされていることに、苛立ちと、心地よさとを感じるというアンビヴァレントambivalentな思いにとらわれる。ストレートによく出来たジャズパフォーマンスだと言えばいいものをと、わが身の天邪鬼ぶりがいささかうらめしく腹立たしい。ゲイリー・ピーコックGary Peacockのベース、ジャック・ディジョネットJack Dejohnetteのドラムス、それにピアノがキース・ジャレットKeith Jarrettのトリオによる『TALES OF ANOTHER』(1977)。このレコーディングの後、≪1984年からキース・ジャレット・スタンダーズとして活動≫(WIKIPEDIA)とあるから、このアルバムのパフォーマンスに気を良くしてと言うことなのだろうか。それにしても手馴れすぎてるがゆえの、面白みにかけると言いたいところだけれど、たぶんそれは私だけの偏った評価なのだろう。ジャズも洗練されすぎると斯く毒づきたくなるのはどうしてだろう。その洗練のどこが悪いの!と言われそうなのでここらで口封じしたく思う。それにしても品のいいジャズだ・・・、最高のリスニング?(フリー)ジャズだ・・・と括って、今日はこの稿閉じます。