yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ヨハン・セバスチャン・バッハ『インヴェンションとシンフォニア・二声と三声のインヴェンション』。ともかく擦り切れるほど聴いている、飽きの来ない、嫌味のない、鼻につかない、稀な音楽。

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Glenn Gould plays Bach~Inventions & Sinfonias (No.1 & 2)

               

イメージ 2中国で開催中の女子サッカーワールドカップでの、なでしこジャパンイングランドの初戦は2-2の引き分け。オシムジャパンオーストリアでおこなわれた3大陸カップ戦での強豪スイス戦は4-3をもっての劇的勝利。それについ先ほど終わったU22の北京五輪へ向けての最終予選、対カタール戦の辛勝といえる1-0での勝利。取りあえずは結果良しでめでたいことだった。本当にしびれる試合を勝つのは難しいことだ。ということで、いつもながら、サッカーの試合のテレビ中継がある日はブログ投稿へしわよせがくる。ということもあり、今日は聴き慣れたグレン・グールドの名盤中の名盤?ヨハン・セバスチャン・バッハの『インヴェンションとシンフォニア・二声と三声のインヴェンション』を取り上げる。これはテープにダビングして、折に触れどれほど聴いたことだろう。よく擦り切れるほどといった表現があるけれど、それに近いほど聴いていることだろう。ようするに、飽きが来ないということなのだろう。美しすぎて却っていやになる、鼻につくといったことのまったくない音楽なのだった。先頃ブログに投稿した「名曲・名盤300,20世紀のベストレコードはこれだ!」(レコード芸術・1999)には≪音楽の初心者向けで教育を目的として書かれたが、その音楽的内容はそれを越えて多様な味わいがあり、毎日弾いてもけっして飽きることはない。≫と評されてあった。もちろん毎日聴いても飽きの来ない、嫌味のない、鼻につかない、稀な音楽といってもいいのかもしれない。だから、バッハなのだと言っておこう。このグールドの演奏はもちろん最高得点で文句なしの評価が与えられている。私自身は、聴き比べる趣味は持ち合わせていないのでなんともいえないけれど、ともかく擦り切れるほど聴いているのは確かなことだ。