yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

マイケル・J・スミスMichael J. SMITHの「GEOMUSIC」。ケント・カーター(cello)とのシリアスなデュオ『LA MUSIQUE BLANCHE』(1975)

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Michael Joseph Smith PBS Docu Prt1/3

            
            投稿音源のものではありません。

イメージ 2どうした経緯でこのアルバムが手元にあるのか殆んど記憶にない。たぶん推察するに、ベーシストのケント・カーターkent carterの名前が見えたので買ったのだろう。ところが聴いてこのデュオパートナーのピアニスト(作曲家でもある)、マイケル・J・スミスMichael J. SMITHのどちらかといえば現代音楽への傾斜を強くもっているような音作りに興味をもち、他のアルバムも手にしたとみえて、わがレコード棚にピアノソロ作品「GEOMUSICⅡ」(1975)があった。しかし今日はそちらのほうではなく先に云ったデュオアルバム『LA MUSIQUE BLANCHE』(1975)を取り上げる。ひと言で云えば、これはジャズではなくシリアスな<音楽>と言ったところだろうか。内部奏法などを駆使したパフォーマンスで現代音楽のインプロヴィゼーションをイメージしていただければおおかた間違いがなさそうだ。彼の開発した音楽記譜法「GEOMUSIC」で作曲されパフォーマンスされたもの。アメリカはケンタッキーの産。6歳でオリジナルソロピアノコンサートをもったというえらく早熟な才を発揮していたようだ。もちろん、ボストンのコンセルバトワール、およびジュリアード音楽院で学んだという経歴からも、その実力の程は推し測れよう。もっと詳しい経歴等は英文サイトで読んでいただくとして、その実績たるや相当なものである。とはいえYOUTUBEなどの検索にはヒットしなかった。しかし彼の音源がストリームで聴けるので興味のある方はクリックして聴いていただきたい。どうでしょうか。