yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

グレゴリオ聖歌『CHANT』(1994)。サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院のベネディクト会士による、読誦の残響音が放つ敬虔崇高な雰囲気のなか、静謐の穏やかさにココロ癒される不思議のタイムスリップ。

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Gregorian Chant - "Dies Irae" (ラテン語)) 1 『怒りの日』, ディエス・イレー:最後の審判に関する聖歌. 2 *1最後の審判の日(Day of Judgment).

        

イメージ 2クリスチャンでもなく、当然教会へ祈るために入ったこともない。海外旅行をしたこともないのでテレビなどでよく見る壮大な建物と教会内の荘厳の雰囲気も味わったこともない。陰影深くステンドグラスを通して差し込む極彩色の天上の光につつまれ、残響広がりゆく講堂での祈祷文の読誦。そうした敬虔厳かな体験などしたこともない。だのに今日は、グレゴリアンチャント(聖歌)。日本の声明(しょうみょう)が日本の音楽の源流といわれるのと同じく、それは西洋音楽の礎となるものなのだろう。詳しいことなどは上記WIKIPEDIAの記事にまかせるとして、というより、私には語る知識など皆無で、私こそ読み学ぶべきWIKI項目ではある。そんなことはともかく、グレゴリオ聖歌の奇妙異質な音律には、読誦する残響音が放つ敬虔崇高な雰囲気のなか、静謐の穏やかさに誰しもココロ癒される不思議、タイムスリップを感じることだろう。ユニゾンと微妙なズレを特徴とする日本の読経、声明とは受ける印象がずいぶんと違う。宗教的精神性、その深さはどちらにも共通して感じられるだろうけれど、シンプル故にこそ却って身をゆだねる癒しの音楽として感覚するのは、やはりグレゴリオ聖歌と思われるけれど、どうだろうか。たまたま中古レコードショップで輸入盤、したがって和文解説なしゆえ、安い値段で棚に置かれていたので一枚ぐらいは手元にあってもいいかなと思って買ったもの。サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院Santo Domingo de Silosのベネディクト会士による「グレゴリアン・チャント」『CHANT』(1994)。

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