別にどのアルバムでもよかったのだけれど、たまたま手にしたのがこの『IMPRESSIONS』(1963)。これまた、たまたま車中の放送で流れていて印象深く聴いた
ジョン・コルトレーンJohn Coltrane(1926 - 1967)が今日のブログ投稿のきっかけである。いつものごとく、あとで番組表のネット確認して分かった曲なのだけれど、流れていたテナーサックスの
無伴奏のソロが凄かったのだ。それは≪「アイ・ウォント・トゥ・
トーク・アバウト・ユーI Want To
Talk About You」(
ジョン・コルトレーン)(9分41秒)<VERVE MUSIC BOOO9076-02>≫(NHK・FM)ということだった。私は、これを聴いたのは初めてだった。というのも
コルトレーンの熱心なリスナーでなかったからだけれど。むしろ
エリック・ドルフィーEric Dolphy(1928 - 1964)の方が好みだった。いななくようなサックスから無調を感じさせる≪独特のアドリブフレーズ≫(
WIKIPEDIA)がたまらなく魅力だったのだ。60年代活躍していたジャズ評論家の
相倉久人などが
コルトレーンをしきりに称揚していて、そんなに凄いのかと聴きはすれども、いっこうに良さが分からず今に至っていた。ところが、そんななか先ほどのソロパフォーマンスに聴き惚れたというわけである。身構えることなく、なにげなく耳にするときの感動はやはり確かなもののようだ。やっと今になって分かりましたといったところである。ちょっぴりだけれど。と言うことで、今日のブログ投稿は
コルトレーン。ただしそのソロパフォーマンスのものは持っていないので、数少ない
コルトレーンのレコードから先の一枚をたまたま手にしたという次第。ひさしぶりだ
コルトレーンのレコードを手にして聴くのは。