yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ウラジミール・ホロヴィッツ『HOROWITZ THE POET』(1986)。シューベルトの「ピアノソナタ第21番D960」とシューマン「子供の情景」齢八十を越えての最晩年の演奏記録。

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Horowitz plays Mozart piano concerto 23 2nd mov

                

まずは、サッカーU22日本代表の北京五輪出場決定おめでとう。観ている方も(もちろんテレビ観戦だけれど)心臓の鼓動が聞こえて来るくらいの緊張感であった。これがたまらない。よく言われることだけれど、私はたかがスポーツとはおもわない人間(何故かはここでは述べない)なので、こうしたサッカーイヴェントがある日は仕事を早じまいしてでも観戦する。ということもあり、当然このブログにも影響が及ぶ。いうまでもなく投稿を休んだところでどうってことはないのだけれど。とまあ、ああだこうだのグダグダはさておいて、きょうは図書館で借りてきたウラジミール・ホロヴィッツVladimir Samoilovich Gorovits(Horowitz)(1904 - 1989)の1986年というから80歳をこえての晩年のライヴ録音盤で、タイトルは『HOROWITZ THE POET』とあり、収録曲はフランツ・ペーター・シューベルトFranz Peter Schubert(1797 - 1828)の【生涯最後のピアノソナタ】(WIKIPEDIAロベルト・アレクサンダー・シューマンRobert Alexander Schumann(1810 - 1856)の「子供の情景」という名曲のカップリング。ホロヴィッツだからというのではなくシューベルトを聴きたかったから借りてきたまで。ホロヴィッツファンには申し訳ないけれど、また例の「ひび割れた骨董品」に与してでもなく、単に、年齢的に八十をこえた芸術家の【円熟のきわみのような美しさ】(解説書)などとは受け入れがたいだけのことだ。私は同業者ではないと言うより、全くのシロウトのたんなるリスナーでしかないので、そうした遠慮、生理的肉体的な衰えを斟酌する仲間褒めからは無縁だ。というわけで演奏の質云々ではなく、曲を聴いているだけのことなんだけど。その演奏者がたまたまホロヴィッツだっただけのことです。これ以上口にすると顰蹙をかうのでやめよう。いい悪いなどは、私には分からないことをお断りしておきます。ところで、風が吹けば桶屋が儲かるではないけれど、(いや、これはひょっとすると≪話の内容があちこちへ飛んでしまって、聞く人は何を言っているかわからなくなってしまう≫思考奔逸と言う精神の病なのかもしれないが)まわりまわってこのアルバム紹介となったのだった。そもそもは、今朝いつものとおり車中でFMから流れていたモーツアルトのピアノコンチェルトの23番の例のアダージョが、いまさらだけれど、やたら哀しいまでの美しさであることに感じ入り、これはいつかブログの記事にしようと材料つくりの意味もこめてYOUTUBE覗いていたら、ホロヴィッツのそれが動画であった。ああホロヴィッツ!いま手元に借りてきたCDがある、というわけで、この投稿になった次第。言いわけめくけれど、サッカー観戦の余波でなんだか訳わからない記事になってしまった。ようするにモーツアルトのピアノコンチェルトの23番のアダージョの哀しいまでの美しいさに聴き惚れたというだけのことなんだけれど・・・。というわけで、支離滅裂のYOUTUBE動画貼り付けはアルバムとは関係のないホロヴィッツの【Piano Concerto No. 23, II. Adagio】。