yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

レオ・スミスの自主制作レコード『creative music – 1』(1971)。

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vertical air:sounds of musician Ishmael Wadada Leo Smith

             

Ishmael Wadada Leo Smith
イメージ 2北京オリンピックでの北島康介の活躍、そのドキュメントニュースなどをテレビ観戦しているうちに、時間がなくなってしまった。勝ってあたりまえのプレッシャーをはねのけての2連覇。それにしてもすごいことです。4年という間をおいての頂点達成なのだから。・・・と言うことで音楽ブログへの影響甚大だ。ことばを紡ぎだす余裕もなく、したがって、きょうはアルバムの存在を示すだけにとどまるのを好しとしようか。登場するは、きのうの投稿記事で取り上げた『COMPANY5』(1977)に参加していたAACM系フリージャズ・とランペッター、レオ・スミスの自主制作レコード、それもすべての楽器を、ダビング等の操作なしに、一人で演奏したものを収録したアルバム『creative music – 1』(1971)。民族音楽学を大学で修学したということもあってか、そうしたものへの関心が示されているパフォーマンスと言えば言えるのだけれど、何だかいまいち迫ってくるものが無かったのが残念。アンソニー・ブラクストンと同様、才走って頭でっかちといったところだろうか。ただ、この印象は、この時代の、このアルバムに限ってのことなのかどうかは他を知らないのでなんとも言えないのだけれど。ところで、このレオ・スミスIshmael Wadada Leo Smith (18 December 1941 in Leland, Mississippi)は、なんと我が国の開明的な琴演奏家沢井忠雄との共演を果たしているのだそうだ。琴とフリージャズ。これは何だか興味の惹かれるコラボレーションだ。鑑賞の機縁を待ちたいと思う。



作曲家としてのレオ・スミスのArt of the Statesでの公開音源が聴けます。
http://artofthestates.org/cgi-bin/composer.pl?comp=38Art of the States: Wadada Leo Smith Bardsdale (1997-1998)